学食に朝晩の食事の依頼が来ていた。
金土日。
忘年会の一番忙しい時だった。
断るのも簡単だがいろんなしがらみで受けた。
調理室の能力とスタッフの能力、一番大事なところ自分の能力。
一食200食ちょっと。
自分を入れて3人でやる。
初めの朝、スタッフに任せておいたら間に合わないでパニック。
でも想定内。
高校生に応援を頼んでたのだ。
自分も60パーセントの力の配分だった。
朝2時から準備してたのだ。
だからばっちり。
みんないい経験ができた。
データーもそれなり。
今まで生きてきた経験や個性もそれがすべてではない世界が分かったかな。
次は400と言われたがさすがそれは無理とお断りした。
大雪で交通が途絶えるなどアクシデントに備えて寝袋を用意してた、マイナス30度対応のを。
部屋も用意されてたが内緒で邪魔にならない空間に寝た。
これもいい経験。
睡眠時間3時間半しかないのでシャワーも借りた。
高校生の若いからだ、自分は車に轢かれたアンコウ。
雪舞う魚沼に向かった。
相変わらずの墨絵の世界。
同じ色はない。
同じ雪も降らない。
でも雪の舞う中に薪が燃える匂いがした。
魚沼に帰った。
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