二月ごろから品種が違うのではないかと思えるような蕎麦が届きだした。
黒い皮は取ってもらって甘皮も入れたひきぐるみに石臼でやる。
粒が小粒なので品種が違うのかと思って問屋に聞いたら去年の異常気象で小粒になったと言う。
石うすで挽くと少し黄緑がかった粉になり繋がりもよく香りもいい。
そういう時は蕎麦打ちが楽しい。
美味しかったと言うお客さんが多くなった。
海藻や小麦粉を入れた蕎麦とは違う。
マグロどんぶりが結構出る。
切り落としの安いマグロと筋の多い所はてんぷらにして合い盛りにしてある。
イチゴが安くなってきたので多めに入れたフルーツサンド。
これも好評だがショッパンが売り切れてたびたび売り切れになる。
気温が上がって冷たいめん類もおいしくなった。
自分のお昼はそうめんと蕎麦の合い盛り、ぶっかけにした。
市場の帰りにコゴメを採りに寄ったら横にウドの細いのが出ていた。
いつもより10日ほど早いようだ。
それでいつも早く出るところに向かったが気配なし。
カタクリやスミレも満開。
山菜の花のエーデブルフラワーに使おうと思って藪椿の花と一緒にとって来た。
早速皇帝の晩餐にコゴメは胡麻和えでウドはてんぷらとみそ和えにした。
皇帝はもとは農家なので山菜は大丈夫か聞いてみた。
山菜なんかで金をとってと言われると嫌だからだ。