朝日を撮ろうと枕元にカメラを置いたが市場も休みだし学食も休みだし今日も予約がいっぱいあるからもう少し横になっていようと思った。
だけど板長が早出だと張り切ってたからそんなにゆっくりもできないかと考えてるうちに目が覚めた。
蒔いた種や畑の様子を見に行った。
シルバーさんに頼んだ大根も順調。
ここで間引きをしなければいけないがあまり間引かないことにした。
もう少し打ち合わせをしておくべきであった。
シルバーさんは農家のエキスパート。
最高の野菜を作る名人。
自分は何でも有のガク。
曲がってようが細かろうが小さかろうがそれはそれなりの色や形を生かして使う。
だから間引きは少なくいっぱいできればよかったのだが。
いいレタスにならないからと蒔いてくれなかった。
ベビーリーフで使うこともできるし来年また芽吹いてくるから使えるのに。
そんなことを考えながら、ちょっとだけ巻いてくれたレタスの畝の草取りをやった。
魚沼綺麗だよ。
ぬれた大地にたっぷりの雲。
自然はみずみずしく年を取らない女神だ。
朝から鈴虫とアマガエル。
キノコ名人が持ち帰ったアケビ色の空。
舞茸にブナハリ茸が新しい獲物。
キノコ名人と今年は陽気が悪くて舞茸もアケビも小ぶりだねと話した。
ブナハリ茸と牛肉の炒め物を作ってと言われたがないのでラム肉と玉ねぎとブナハリ茸の炒め物に変更。
明日からキノコのてんぷらに舞茸とブナハリ茸が混ざる。
３００円死海の塩で。
また明日も行くから安くいっぱい売らないと。
小町にピザの記事が出ていた。
愛妻おかずにサトイモが入ってた。
明日はキノコけんちん汁を作ってサトイモも入れる。
学食にも天然キノコ野菜けんちん汁を作ってそばやうどんのメニューを出そう。
天ぷらそばやうどんは限定で舞茸などのてんぷらもやろう。
大事にしていても山に帰ってしまうから。
これからの若い人に天然ものも食べてもらいたいからだ。
それがきっと彼らの財産になるかもしれないからだ。
そのために学食を断り続けながら最後に受けた理由の一つ。
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