「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

友よ

2024年06月15日 14時45分10秒 | その他
昨日はブログの更新が出来ませんでしたが、改めて昨日の出来事を書き残します。

昨日はトライアスロン仲間のNちゃんとKちゃんがそれぞれ有給休暇を取ってくれて3人でランとスイムの練習会を行い、その後Kちゃん宅でバーベキューをすることになっていました。土曜日の休日出勤が多いNちゃんなので代わりに平日に有給休暇を取ってくれるのですが、Kちゃんもそれに合わせて平日に休みを取ってくれて毎度のことながら私としてはとても有難く思っていたのです。

そしてこんな日は1泊2日のショートステイを使って私の両親を施設に預けています。朝両親を施設に送り届けてから町田駅前で3人集合しました。そこからKちゃんの車で町田市の市営プールへ行き駐車場に車を停めて着替え、まずは1時間程度ジョグをしてからプールで1000m程度泳ぐ予定でいました。

簡単なストレッチを行ってから10時40分に3人で走り出しました。天気は晴れ、気温はこの時点で30度近くまで上昇していて風はほぼありませんでした。湿度は確認していませんでしたがそれほど蒸し暑いというほどではなかったです。日向は結構な暑さでアップダウンの多い地形の所でしたが木陰も沢山あってどうしようもない暑さとは感じていませんでした。それでも無理はせずにキロ8分台のゆっくりジョグにしていたのです。

おしゃべりをしながらのゆっくりジョグで40分程度走っていた場所、プールの駐車場まであと1500m程度、このまま戻れば1時間以内のジョグで終了となるはずでしたが、ここでNちゃんが気分が悪いと言って立ち止まったのでした。この時私は走っているコースの右側奥の場所から煙が立ち上っていることに気を取られてNちゃんが立ち止まったことに気が付いていませんでした。彼と5~6m離れてから気が付いて私も立ち止まり、振り向いて「大丈夫?」と言った様な気がしましたが、その直後に彼はふぅっと意識が飛んだ様な顔でそのまま後ろへ倒れてしまったんです。崩れ落ちるのではなく、足も腰も背中も伸びきった状態のまま真後ろに倒れてしまってその際に後頭部がアスファルトの歩道に凄い音を立てて打ち付けられてしまいました。

びっくりして直ぐに駆け寄りました。眼は見開いたまま、口は半開きで意識はありません。私は携帯電話を持っていなかったのでKちゃんに聞くと「持ってる」とのことで直ぐに119番へ連絡。先方へ場所の連絡をしないといけないので走って近所の方を呼んで住所を聞いて伝えたりしていたらその近所の男性2名が駆け寄ってくれて心臓マッサージを施してくれたり救急車が到着するまで出来る範囲のことをしていたのです。口の中に血が溜まっていたりで身体を少し横に向けて血を出す様にしたりでその後は私が代わって心臓マッサージをしたりもしていたら、偶然消防署に勤務しているという非番の男性がバイクで通りがかりに気が付いてくれて心臓マッサージを代わってもくれたのでした。

ただ倒れた場所が辺鄙な所でしたので救急車の到着まで10分以上掛かっていたと思います。最初に消防車が1台到着。直ぐにAEDを施してくれました。その2,3分後には救急救命医療センターからの救急車とドクターカーが到着。医師2名、看護師3名が降りて来てその場で出来る治療を行い、同センターへ搬送されました。倒れてから30分近く経過。

私とKちゃんはそこからプールの駐車場までダッシュで戻り車で同センターへ。
病院到着時も心肺停止状態で病院での検査では心筋梗塞や脳梗塞が原因ではなく原因不明のまま別の治療室へ。この少し前午後1時過ぎでしょうか既に連絡していた彼の奥様が病院へ到着。その後私とKちゃんは暫く病院に留まっていましたが、午後2時半ごろに2人は病院をあとにしました。

その後夕方に奥様からの連絡で回復の見込みがないとの説明を医師から受けたそうで、日付の変わった今日午前1時25分に奥様、長男と長女の3人に見守られる中息を引き取ったとの連絡が朝になってから入ったのでした。

突然の親友の死です。それも一緒に居る時に。私より10歳以上若く彼はまだ59歳でした。こんなことがあるのか!と茫然自失です。昨晩は1時間ごとに目が醒めてしまってまともに寝ることなんて出来ませんでした。

30数年前に通っていたスポーツジムで私が「マラソン大会に参加するので会員の人にも参加を呼び掛けて。」とスタッフさんに頼んだところ10数名の参加者が集まったのですが、彼もKちゃんもその時のメンバーだったんです。その大会の打ち上げの飲み会で私がトライアスロンに参加を考えていることを話したのがきっかけでトライアスロンをする仲間が7人程出来たのでした。それ以来の付き合いでした。

こんな突然の別れってあるんですか。気持の整理もなにも出来ません。取り敢えず昨日の出来事として書き残しました。

暫くブログはお休みします。












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8 コメント

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Unknown (さぬきうどん)
2024-06-17 22:11:35
げたのうら様
ブログを拝読しましてびっくりしました。ランニング中に突然死のニュースは聞きますが、実際に体験しますとショックですね。お友達のNさんの御冥福をお祈り申し上げます。59歳、私と同い年か1つ上で他人事ではないです。体調が良くない時は走らないようにします。げたのうら様もどうぞお体を大切になさって下さい。
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Unknown (げたのうら)
2024-06-18 15:24:26
さぬきうどんさん、

コメントありがとうございます。
今日は友人6名でご遺体が安置された斎場へ行き面会してきました。とても穏やかなお顔で眠っていました。
今度の土日で通夜、告別式があるのでそこで最後の別れをしてきます。
その後は気持ちの整理がつくでしょうからブログも再開出来ると思います。

私も自分の身体を気遣い無理をしない様にしたいと思っております。
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Unknown (azm)
2024-06-18 19:54:54
こんばんは。
心中お察しいたます。
お友達のご冥福をお祈りいたします。
しっかりお別れをしてあげてください。
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Unknown (げたのうら)
2024-06-19 12:52:53
azmさん、
コメントありがとうございます。

こんな突然の別れが来るなんて想像もしていなかったです。3人の中で私が一番の年寄りなので順番は私からだとばかり思っていましがこんな事があるのですね。
一昨年の沼津のトライアスロンで彼が同行して応援をしてくれましたが、私は途中棄権をしてしまいました。この大会ではまだ完走が出来ていません。彼が応援してくれているので今年こそ完走出来る様に頑張ろうと思っています。それが彼への供養になると思います。
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Unknown (空や花)
2024-06-19 20:14:31
おともだちのご冥福をお祈り致します。大変でしたね。
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Unknown (げたのうら)
2024-06-19 21:50:06
空や花さん、
ありがとうございます。

少し落ち着いてきました。トレーニングもボチボチやってますが土曜日のお通夜の席では大泣きしてしまうんだろうなと思います。
3年前に兄が亡くなりましたがその時は肺癌で余命宣告されて判っていたことだったので毅然としていられましたが突然はキツイですね。
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Unknown (えだまめ)
2024-06-24 08:38:08
げたのうら様
こんなことがあるのかと、驚きながらブログ拝読しました。ご冥福をお祈りします。
げたのうらさんも体調に気をつけてください。私も、いつどうなっても良いように一日一日を感謝して過ごしたいと思います。
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Unknown (げたのうら)
2024-06-24 15:23:03
えだまめさん、

こんにちは。コメントありがとうございました。
今回の件は本当にビックリしました。3人で走っていた時だったのである意味幸運だったのでしょう。一人で走っている時に倒れてしまったら連絡先など所持していないことが殆どなので家族に連絡がつきませんよね。
いつ何時何が起こるか分からないので常に連絡先が書かれた物を所持していないといけませんね。

お互い気を付けましょうね。
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