日々の恐怖 9月9日 幽霊いるよ(1)
友達四人でがっつり見た。
男がうつむいた姿で透けてて、不思議と怖い気持ちにもならず、四人で囲むように見てたら、一人が調子に乗って、
「 何これ、触れない・・・?」
とか言って指で突いていたヤツが、次の日に機械でその指飛ばしたから、
“ やめときゃ良かったのに・・・・。”
と思った。
あれが幽霊なんかもしれんし、はたまた四人共に幻覚見て、たまたまいらんことした一人が労災起こしただけなのか?
まぁ、自分は何もないから、一応どうでもいい。
ただ、指飛ばした友達は完全にびびってしまい、それが可哀想ではある。
あと、そいつはたまに夜中にピンポン鳴らされるようになり、カメラ取り付けたら、ピンポン鳴らされたときに誰もいないから、本当にやばいのかもしれんし、毎回ただの誤作動なんかもしれん。
本当の本当な気持ちは、可哀想とは思うけど、他にもちょいちょい変なことが起こっているみたいだし、
“ 何なんやろ、これ・・・・?”
って、ちょっとだけわくわくしてる 。
童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ