一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

タミフル

2007-03-30 | よしなしごと

タミフルを服用した子供の異常行動が問題になっています。

Wikipediaでは、「要出典」の留保つきですが

タミフルの全世界での使用量の内およそ75%を日本での使用が占めており、世界各国の内で最も多く使用されている上、同2位のアメリカと比べ、子どもへの使用量は約13倍とされる。

とされています。

世界レベルで言えば日本の医療は高水準にあることの証左なのか、日本人には「新薬好き」というような傾向があるのか、はたまた新薬重視の保険点数制度のゆがみが原因なのかは私はわかりません。

『ナイロビの蜂』のように製薬会社が人々の困窮と無知につけこんで新薬の治験をするのでなく、金持ち国が新薬に飛びつくことで結果的に大規模な臨床実験をしてやっている、という皮肉な見方もできます。

タミフルと異常行動の因果関係も大事ですが、世界的にも突出した日本人の「新薬好き」の意味や問題点も議論した方がいいのではないか、とふと考えた次第です。

コメント
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