胸に「白い恋人」 コンサドーレ札幌、不祥事に悩む
(2007年08月18日18時50分 朝日新聞)
「白い恋人」の賞味期限改ざんで、サッカーJ2のトップを走るコンサドーレ札幌が苦悩している。主力スポンサーは製造元の石屋製菓(札幌市)で、ユニホームの胸には大きく「白い恋人」のロゴが躍っているためだ。イメージダウンが心配されるが、チームは同社の支援がなければやっていけない。思案の末、今のユニホームを着続ける方向になったが、「関係を絶つべきだ」という批判がくすぶっている。
(中略)
話し合いの結果、結局、ユニホームは現在のまま続ける方向になった。チーム運営会社は「石屋製菓は大切なスポンサーだ」と強調する。
しかし、厳しい意見もある。運営会社の関係者は「石屋製菓は重く受け止め、ロゴを当面外す決断をすべきだ。企業のコンプライアンスが問われている」と言い切る。「市場から『イエローカード』が出たのだから、潔く対応すべきだ」
下線は私が引いたのですが、「企業のコンプライアンスが問われている」のは石屋製菓がスポンサーから自発的に降りるべきか否かではなく、コンサドーレ札幌が不祥事を起こした石屋製菓をスポンサーから降ろすべきか否かが問われているのではないでしょうか。
それに、これは「企業姿勢」の問題ではあってもスポンサーになること自体は「コンプライアンスの問題」ではないですよね・・・
他人任せに「コンプライアンス」を語る「運営会社の関係者」がいることの方がコンプライアンス上問題ではないかと。
似たような例では、楽天イーグルスの本拠地球場も命名権を売って(最近派遣事業停止命令を受けた)「フルキャストスタジアム宮城」ですし、西武ライオンズの本拠地も「グッドウィルドーム」でさらに二軍のチーム名も「グッドウィル」になってます(こんなユニフォームです。)。
そもそもイメージを重要視する企業同士の契約であれば、相手に不祥事のあった場合の解除条項はスポンサー契約に入っていそうなものですが、そうはいっても懐具合とご相談、というのはどこも同じなのかもしれません。
(まあ、西武は親会社が親会社なので、他人のことは言えないのかもしれませんが。)
コンサドーレ札幌のように地元密着型の企業同士であれば、「共に協力して再生を目指す」という形もあると思うのですが。
首相も「再チャレンジプラン」と言っているくらいですから。