一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

佐賀北優勝

2007-08-22 | よしなしごと
佐賀北が5―4で広陵を下し初優勝 8回に逆転満塁HR
(2007年8月22日(水)19:48 朝日新聞)

日曜の準々決勝、佐賀北-帝京の試合をスポーツクラブでマシンをこぎながら見ていました。
プログラムは終わったものの野球の方は延長戦に入る熱戦で、続けてトレッドミルをやりながら試合観戦をしていたら帝京の二度にわたる勝ち越しのスクイズを佐賀北の投手のグラブトスでアウトにされた結果、結局40分も歩き続けることになってしまいました。
その試合は12回表、一死から帝京の投手のセンターオーバーの大飛球を佐賀北の中堅手がフェンスに激突しながら好捕したその裏、球に抑えが利かなくなった提供のエースが二死から三連打を浴び、佐賀北がサヨナラ勝ちをしました。

今回の大会は早めに強豪校同士がぶつかった結果佐賀北はダークホース的に残ったという感じだったのですが、宇治山田商との延長再試合を制したあたりから勢いに乗って、帝京を倒したあたりで本大会の目玉になった感じがします。

決勝は休暇中だったので車の中でラジオで聞いていたのですが、前半は広陵が圧倒していました。
とにかく7回まで1安打で4点リードされているわけですから(それも7回に致命的な2点を追加されている)普通なら完全な負けパターンです。
ただ、こういうときは、好投の投手が欲が出たり追加点で流れが変わったりするんだよなと思いつつ、遅い昼食を食べて会計をしていると、8階の裏にようやく1アウト2,3塁の好機を迎えていました。
それでもあまり期待せずに土産物などを買ってから車を動かしてラジオをつけると、いきなり逆転満塁ホームランで逆転しているではありませんか・・・
ところがその後も9回無死一塁での送りバントからの三進阻止(テレビでは見れなかったのでタイミングはわからないのですが走る広陵もすごいと思います。)などはらはらさせつつ、佐賀北が初優勝しました。

佐賀北は粘り強い守備や再三の超美技などで最後に甲子園に棲むと言われる魔物を味方に引き込んだともいえます。
今日のニュースを見ても8回の押し出しになった外角低めのといい、振り返ると帝京戦での二回目のグラブトスといい、微妙な判定が佐賀北に味方した感があります。

やはり魔物や勝利の女神はそういうドラマチックな主役を選びたがるのかもしれませんね。
コメント (2)
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