相変わらず忙しくて、毎日仕事が終わりきらない。
「え~い、しゃーない、ここで中断して帰る!」
とやりかけの仕事を段ボールに突っ込んで帰ってきている毎日です。
昨日もそうやって帰ってきたんですけど、でもとってもいいことありました。
心配していた案件が、業者さんのおかげで無事解決したのでした。
ありがとうございます。本当によかった。
今日も一日ガンバロ! (・・・あ、いったん寝て朝起きてから、ですけどね)
3月の話になりますが、東宝シネマズファボーレ富山で「リリーのすべて」を観てきました。公式HP
エディ・レッドメインが2度目のアカデミー主演男優賞候補になった映画。
世界で初めて性別適合手術を受けたアイナー・ヴェイナーとその妻ゲルダの愛の物語。
1920年代。デンマークの風景画家、アイナー・ヴェイナーと同じく画家のゲルダ。
パーティでゲルダが語った二人のなれそめによると、ゲルダのナンパ?
草食男子と肉食女子って感じでしょうか。
しあわせに暮らしていたふたりでしたが、ひょんなことからアイナーの中の女性が目覚めてしまった。
アイナーは肉体と精神の性別が一致しないトランスジェンダーでした。
たくさんのお医者様の診察を受けても ” 異常 ”で片づけられショック療法を受けさせられたりする。
アイナーはゲルダの目を盗んで女装することがやめられない。自分の中の女性(リリー)が目覚めているのだという。
パリでゲルダの目を盗んで除き部屋へ行くアイナー。
ガラス越しにストリッパーの女性を食い入るように見つめる。
彼女と同じように髪をかきあげ、しなを作って身をよじらせ、そして自分の肉体は彼女とは違うのだと思い知らされる。
打ちひしがれて去っていくアイナーの姿が本当に悲しいシーンでした。
「間違った肉体をお医者様に治してもらう」とアイナーは性別適合手術を受ける決心をします。
90年も前に、そういう手術が存在した、というのも驚きでした。
誰も受けたことがない手術。
どんなに危険か、何が起こるかわからない手術を受ける決意をした”リリー”は強い女性。
そして、夫の夢がかなえば愛する夫が消えてしまう・・・それでも理解し支え続けたゲルダはリリー以上に強い女性でした。