Netflixで鑑賞。Holding the man 2015オーストラリア映画。
1976年。メルボルンのカソリック系男子校。
ティムは演劇部。(「ロミオとジュリエット」で主役じゃなくてパリス役)ジョンはフットボールの花形選手。
ティムがジョンの練習試合をみていたらジョンはほかの選手と激突。
病院で目覚めたジョンの横にティムが座っていました。
ティムはジョンのことが前々から気になっていたみたいなのですが、ジョンはティムを見て「誰?」って言うくらいでよく知らない。ティムは地理のクラスで一緒なことや、ジョンの弟と一緒に演劇をやっていることを告げて「発表会に来て」と誘います。
結局発表会には来てくれなかったけどそれから二人はちょっと親しくなります。
授業中にティムが悪友たちとふざけていて「ダージと付き合ってるんじゃないの?ジョンに乗り換えたの?」みたいなことを言われたティムは「じゃ、ジョンを捨てる」と返す。軽い冗談の会話なのですが、夕方ジョンに電話して「本当はあんなこと(ジョンを捨てる)言いたくなかったんだ」とわざわざ言うティム。
(76年の話だから当然固定電話で、家に電話するとパパが出て「学校の友人のティムですが、ジョンをお願いします。」と緊張しまくってるティムのがちょっとかわいいです)
ジョンの方はなんも思ってないみたく「ごめん、夕食の手伝いがあるから切るね。またね。」とあっさり。
電話を切ったあと、”好きな子にやっと電話したのに変なやつと思われちゃったよ、ああ、どうしよう、ばかばか、俺のばかっ”感ありありで、頭ガンガンぶつけたり、鏡の前で顔をぺちぺちしたり落ち込んでいるティム。
そこにジョンから電話が入ります。
晩御飯のメニューを言い合う、というたわいのない会話の途中で
「君が好きだ」
といきなり言うティムにはドキドキです。そして
「僕も好きだよ」
と信じられない答えが返ってくる。きらきらしたティムの目。恥ずかしそうに微笑むジョン。ドキドキときゅんきゅんが止まらない。
「つまり…付き合うってこと??」
「まだ、申し込まれてないよ?」
「ジョン・カレオ、僕と付き合ってくれ。」
ふたりは付き合うようになります。
授業中にティムがジョンに手紙を渡したのがばれて、職員室に呼ばれます。(授業中に手紙とかメモが回ってきたりするのって、どこの国でもあるんだな、と思ってしまった)
手紙はたわいのないものじゃなくて「君との関係を急ぎすぎた。抱き合うだけで幸せだ。愛してる。」というもの。
2人の関係はすでに職員の間でも話題(というか問題かな)になっていました。ティムは「僕らは愛し合っている。止められません」と言う。まっすぐな目で、毅然とした態度で。
「 学生生活を無駄にするな。」と説教されて、親に連絡されることなくとりあえずは収まります。
続く・・・かな