17日は観劇デーだったのですが2本目に明治座で観たのがこちら。
“シェイクスピアのリチャード三世を昭和の歌謡界に置き換えて描く音楽劇” 「歌妖曲 〜中川大志之氶変化〜」
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芸能界プロダクション「鳴尾一族」の末っ子として生まれながらその風貌のために存在を隠されてきた鳴尾定。
手術により美男子(見栄えの良い男!?
)に生まれ変わり“桜木輝彦”として昭和40年代の歌謡界のスターになるが一族への復讐心から破滅へと向かって行く。
懐かしい昭和歌謡で溢れた舞台。
中川大志は、歪んだ体躯、醜い風貌の定(さだむ)と絶世の美男桜木輝彦を演じ分けていてその振り幅に驚く。
驚くほど色気があって、落ち着きがあって、まだ24歳ですけど立派な座長でした。
浅利陽介がヤクザの役で、殴ったり蹴ったりのシーンが結構あって、しかも飛び蹴りが多くて実弾?喰らわせてるんじゃ?と心配になったくらい。
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明るい話ではないのですがそれでも音楽シーンは楽しい。
歌謡ショーのシーンでは観客もペンライトで参加!コンサートに来てるみたいで楽しかったです。
公演当日は物販が混雑して買う時間もないかも、と思ってあらかじめ通販で購入しておいたのを持っていったんですが、そんなに混雑してなくて、幕間に買いに行った方もいたようです。
17日はライブビューイングのカメラが入っており、カーテンコールの時カメラに向かって手を振る大志くんは満面の笑み。
か、かわいい😍
完全にハートを射抜かれちゃいましたね〜。