ユナイテッドシネマ金沢 IMAXで観ました。
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2024年アメリカ映画
監督/脚本:ジェームズ・マンゴールド
脚本 :ジェイ・コックス
ボブ・ディラン:ティモシーシャラメ
ピート・シーガー:エドワードノートン
シルヴィ:エルファニング
ジョーン・バエズ:モニカバルバロ
ジョニー・キャッシュボイド・ホルブルック
ウッディ・ガスリーに憧れてミネソタからマンハッタンへやって来た若きボブ・ディランがピート・シーガーに見出されフォークシンガーとしてブレーク。
1965年のニューポート・フォークフェスティバル出演までが描かれています。
ボブ・ディランというと私が初めてリアルタイムで聴いたのはアルバム「欲望」の「ハリケーン」かな(ひょっとしたら「コーヒーもう一杯」かも)
だからもっとずっと古い「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリングストーン」の頃、若き日のストーリーはとても興味深いものでした。交友関係とか「朝日のあたる家」の元歌とか「え、そうやったん!?」がたくさんでした。
自分が生み出した曲が世間に認知されて広まっていくのは喜ばしいこと。
でも“世間が求める自分“のために”本当の自分“を見失ってしまいそうになるのは辛いこと。
スターの宿命かもしれないけれど。
シャラメをはじめ、コンサートなど歌うシーンはさわりだけかと思ったらどの曲もけっこうガッツリ歌っていてちょっとびっくり。
そしてサントラ盤は「全曲吹き替えなし歌唱」だそうでさらにびっくり。 
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俳優さんたちの凄まじい意気込みを感じます。
音楽映画にうってつけじゃないかなと思ってIMAXで観たのですが、コンサート会場にいるような没入感がありました。