シネモンドで「ペルシャン・レッスン 戦場の教室」を観ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/23/ac40585fa4eaff055767f516dba8f6b9.jpg?1675690995)
2020年ロシア・ドイツ・ベラルーシ合作
監督:バディム・パールマン
ジル:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート
コッホ大尉:ラース・アイディンガー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b2/fc6780995946209f7ff3875d6026b572.jpg?1675691039)
第二次世界大戦中のドイツ。
ナチス親衛隊に捕えられたユダヤ人のジルは処刑寸前に自分はペルシャ人だと嘘をつき処刑を逃れる。
終戦後テヘランで料理店を開きたいというコッホ大尉の元へ連れていかれたジルはペルシャ語を教えるよう命じられ、昼は収容所の厨房業務、夜はペルシャ語レッスンをすることになる。
ジルは自分で作り出したデタラメペルシャ語単語を大尉に教えて信用を得ていく。
デタラメ単語と言っても、作った自分も必死で覚えて一貫性?を持たせなきゃならず、大変な作業。主に収容者たちの名前をもじったものになってます。
大尉は教えてもらった単語のカードを作って毎日コツコツと着実に覚えていきます。
なんかすごい楽しそうなのがちょっとお気の毒…
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ジルが大尉に重宝がられることを快く思わない部下たちにいつやられてしまうのか、デタラメペルシャ語がいつバレるのか?という緊張感がずっと張り詰めてました。
収容所での肉体労働や処刑などの描写はやっぱり辛かった。
2時間の長さを感じさせない映画でした。
悲しみを湛えたナウエル・ペレーズ・ビスカヤートの美しい青い瞳がとても印象的でした。
アルゼンチン人だそうですがヨーロッパの映画に多く出演しているみたい、ですね。
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