シネモンドで「きみは愛せ」観ました。
監督 葉名 恒星
慎一 海上 学彦
朋希 細川 岳
凛 兎丸 愛美
「愛うつつ」の葉名恒星監督が、愛することにもがき苦しむ若者たちの姿を描いた青春群像劇。リサイクルショップで働く無欲な慎一。スナックで働きながら好きな人を待つ日々を過ごす、慎一の片思い相手の凛。そして、雀荘で働く凛の兄で、慎一の同居人でもある朋希。彼らは都会から離れた小さな町で、なんとなく満たされてはいるものの、どこか物足りない毎日を平和に過ごしてる。ある出来事がきっかけとなって、傷つくことを恐れる彼らの生活が予想もしていなかった結末を迎えることになる。映画.comより
慎一と朋希は同居しているのですが、朋希は女の子を連れ込み、慎一がいるのに平気でコトにおよぶ
寝たフリしたり気を利かせて外出する慎一は優しいのかお人好しなのか…「いいんだぞ、怒っても」と思ってしまう。
欲がなくて好きな女の子にもカツガツしたりはしない。
ガスレンジや七輪でマシュマロ炙って食べてるシーンが何度かあって、掴みどころのない慎一になんとなく似合ってる気がしました。(タッパーを開くとマシュマロの串刺しが入っているんですけど、前もって竹串にマシュマロをさしておいた、ってことですよね。ちまちまと )
でもこういう人が本気出したら怖いんですよね。
手当たり次第に遊んでる風な朋希も思い続けている人がいて結構一途。
ふたりに朋希の妹で慎一の思い人 凛、雀荘の店長 弘志、いろんな人が絡んで話は進みます。
痛くて、カッコ悪くて、苦しくて、胸にブッ刺さる話でした。
舞台挨拶の写真。葉名監督、細川岳さん、海上学彦さん。
細川岳さんはパーマからストレートヘアに変わっていた。
金沢のタテマチが主な撮影場所で、そういえば見たことある風景が出てくるのですがいつもと違って見えたりするのが新鮮でした。でもスクリーンに映る冬の空はどんよりと鉛色で、「ああ金沢だ」と思いました。
監督も天気が悪かった話をしてました
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