土曜日にシネモンドで「アナザー・カントリー」を観ました。
これは85年公開時に購入したパンフレットの表紙。駅前にあった金沢ロキシー劇場で観た気がする。
1984年 イギリス映画
監督 マレク・カニエフスカ
原作、脚本 ジュリアン・ミッチェル
ガイ・ベネット ルパート・エヴェレット
トミー・ジャッド コリン・ファース
ジェームズ・ハーコート ケイリー・エルウィス
1984年ロシア。車椅子の老人のインタビューから始まります。
老人はガイ・ベネット。イギリスのパブリックスクール出身のエリートでのちにスパイとなった人物。
ベネットは青春時代を過ごしたパブリックスクールのことを語ります。
恋多き?男ガイ・ベネット。
寮代表になって将来は外交官にという青写真を描いています。友人のトミーは皮肉屋のコミュニスト、ですがなんでも話せる間柄のよう。
ある日他寮の美少年ハーコートに心を奪われ、気がつけば目で追ってしまうし、クリケットの試合で審判をすればハーコートをロコツにえこひいき。
舎監や他の学生の目を盗んでハーコートに手紙を渡してホテルのレストランでの食事に誘います。
果たして来てくれるのか、と待っているベネットの元へやってきたハーコート。
ほっぺが赤くてちょっとイモっぽい(失礼!)
「ファーストネームを教えて。僕はガイ」
とベネットに言われて
「知ってる」
という、ハーコートが恥ずかしそう、なんだけど若干ドヤ顔なのがすごく可愛い。
ハーコートもベネットのこと気になっていたんだな。
1981年に初演の舞台の映画化。
初演のベネット役はルパート・エヴェレット。
その後ダニエル・デイ・ルイス、コリン・ファースが演じているそうです。
(ケネス・ブラナーはジャド役を演じたことがあるそうで)
何十年かぶりで観たアナカン。
やっぱり美しさにため息が出ました。
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