くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

賃刈屋。

2013-09-01 | 日記

毎年この時季に 賃刈屋 の○○さんからtelがあります。
稲刈りが終わったから かじし代 を支払います
との連絡です。

賃刈屋 とは元々台湾で生まれた言葉らしく 他家の田んぼの
稲刈りと乾燥を請け負い 精米にして持ち主に届ける職業です。

母の時代の農家は一家で米作りをし お天気が相手の稲刈りだけは
賃刈屋にコンバインで刈ってもらい 乾燥も頼んでその代金を支払って
おりました。

しかし子世代の我々は都会に出たりサラリーマンになったりで 農業を
継いでいる家はほとんどありません。

その親世代も高齢で そろそろ米作りができなくなり できなくなっても
荒れ地でおくと 隣接するよその田んぼへの害虫被害が広がるため
荒れ地で捨ておくわけにもいきません。

そこで賃刈屋に田んぼを全面的に作ってもらうことになり これを
田を当てる という言い方がされております。

1から10まで米作りを請け負った賃刈屋は 収穫量の1割弱ほどを
米やお金にして地主に支払い これを かじし代といいます。

賃刈屋をしている〇〇さんに 母の家のわずかな田んぼを全面的
に頼んであり毎年収穫が終ると かじし代としてお米ではなくお金を
いただいております。

これはわずかな金額で 田んぼへかかる固定資産税と同程度のもの
でしょうか。

〇〇さんの自宅納屋には ズラリと農機具が並び トンボが言うには
コンバイン(写真上)は約900万円 下のキャビン付乗用トラクターは
約400万円とのことでした。

この他 乗用田植え機 乾燥施設など揃えると 設備投資は大変な
金額となります。

〇〇さんが言うには 都会でサラリーマンをしていた息子さん一家が
Uターンし 親の職業を継ぐことになったとのことで
「 わしゃあ  くつろぎましたわねぇ 」 
日焼けした顔が くしゃくしゃとほころびました。

 
              

                                

コメント (10)
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