朝洗濯物を干すとき 丸まった小さな黄色い布が
ありました。
広げてみると 木綿の黄色いハンカチです。
隅に まねきネコ がプリントしてあります。
朝ごはんを食べながらトンボに聞くと 宝くじを買ったとき
売り場のお姉さんが 「 当たりますように 」 と言いつつ
にっこり渡してくれた と言います。
ふ～ん そういや相方の神棚に上げた宝くじが いつの間
にやらなくなっており 今度も当たらんね と思っておりました。
いくらで買ったのか聞くと
「 つかず 離れず 干渉せずじゃなかったかね 」
とのことです。
以前は５０枚ほど買うと 黄色のナイロン袋をくれました。
今は黄色いハンカチになったのか と感心すると同時に
あの映画を思い出しました。
山田洋次監督 高倉健主演の 『幸福の黄色いハンカチ』
は忘れられない１本です。
刑期を終え出所した健さんが 家で待つ妻に１枚の葉書を
したためます。
もし今でも待っていてくれるなら 家に黄色いハンカチを
吊るしておいてくれ 近くまで行き ハンカチが見えなければ
寄らずに去るから と。
家へ向かう途中で知り合った 武田鉄矢・桃井かおりの若い
２人連れとともに家へ向かいます。
すぐ近くまで来て やっぱり寄らずに帰ろう と複雑に揺れる
健さんをはげます若いカップル。
家が見える場所に来ると 夕張の炭鉱宿舎にはためく 黄色い
ハンカチのおびただしい数。
妻の倍賞千恵子が出てきて とここで映画は終わりました。
トンボが夜 絵のサークルから 農家のメンバーにもらった
と新米の３Kg袋を持ち帰りました。
人柄が絵に出ている と評される農家の〇〇さんは 毎年
コシヒカリの収穫が終わると メンバー全員に新米の小袋を
くださいます。
きれいに袋に詰め メンバーの２０人近くに配るわけで
手間だけでも大変なものです。
ありがとうございます 感謝しつついただきます。
宝くじは当たらぬものの 小さな幸せに包まれます。
朝産直市で買った １００円の小玉たまねぎと共に
お写真パチリです。
