フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ピアノとの二重奏

2011-12-06 | フルート

今朝の空は曇っていて山はほとんど見えない。外気温マイナス4度、室温11度、湿度39%。庭はびっしりと霜が降りている。冷え込みが強くなってきた。

今日はTMTMさん夫人のピアノとの音合わせがあるので、朝から八ヶ岳西麓にあるTMTMさん宅を訪ねた。部屋に通していただくと、既に薪ストーブが赫々と燃えていて、とっても暖かだ。ヨツールの薪ストーブは全面のガラスが大きく、形がいい。

しばしお話した後、早速、ピアノの伴奏をしてもらってフルート練習を始める。まずは「シチリアーノ」、大分合ってきたというものの、やはり8分の6拍子のリズムに上手く乗れない。特に、「伸ばし」「休符」の後のタイミングが合いにくいので何度も練習した。「ユーモレスク」、これはかなり上手く合うようになってきた。小さなミスはその都度あるが、全体的にはまとまってきた感じだ。最後に「アルルの女 メヌエット」、出だしはゆっくりしたテンポだが、途中でだんだん早くなって来てしまう。どうもフルートが慌てるのがいけない。ゆっくり落ち着いて演奏すること、と自分に言い聞かせて、何度も練習した。その間、TMTMさんは、気温0度の屋外で、石焼き窯作り作業を進めている。大分進んできているが、やはり、ドーム状の所に耐火レンガを張り付けていく作業に手間がかかるようだ。

昼食時間になったので、前回行った、イタリアンレストラン「UMEZO」へ行く。今日は平日なのに、かなりのお客さんだ。私たちはTMTMさんの奥さんが予約していくれていたのでスムース時テーブルに付くことができた。

ランチメニューでピザとパスタを注文した。パスタは、ゴボウと干しトマトが入ったぺペロンチーの、ピザはトマト味とチーズ味の二種類だ。どちらも美味しく、ボリュームもぴったりだ。食後の紅茶もサービスなのがありがたい。外に出ると白樺のフクロウの彫り物が置かれていた。なかなか面白い。

その後、またTMTM邸に戻り、フルートとピアノの音合わせの練習をした。この段階で、まだ「シチリアーノ」がぴったり来ない。今回の発表会までは、少し無理ではないかということになり、演奏曲は「アルルの女 メヌエット」と「ユーモレスク」の2曲にすることになった。

「アルルの女 メヌエット」は時計で計ってみると3分40秒ほどだが、やはり、途中でテンポが速くなってしまう様だ。コンスタントなテンポで演奏できるよう、何度もやってみる。「ユーモレスク」は、私が、一か所譜面の読み間違いをしているのが判明、それを改めると、ぴったりピアノと演奏があってほっとする。それで、気分をよくして今日のピアノとの音合わせは終わることになった。次回は、ペンション「ミュー」の現場でやることになって、TMTMさん宅をお暇した。

かなり薄暗くなってアダージョの森に到着。今夜の夕食はカツ丼とおうどんにする。寒いのでおうどんは鍋で温めながら食べる。うどんすきのようになったが熱々のうどんを食べると身体が暖まった。