フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

寒いクリスマス

2011-12-25 | 日記

このところの冷え込みで、今日は、関西でも、日本海側は大雪警報が出されている。大阪でも、時折陽が射すこともあるが、どんよりと重い空だ。

題名のない音楽会でベートーヴェン第9「合唱」第4楽章を聴く。キュウ・ウォン・ハンのバリトンが凄く良かった。力強く、美しく、しかもイケメンだ。佐渡裕は、大きい身体の両手を思いきり広げ、汗だくになっての渾身の指揮だった。やはり第九はいい。

風が冷たい。そんな中、防寒対策をバッチリして、リュックを担ぎ1時間ほどコースBを散歩した。途中、スーパーがあるので、買い物をする。運の悪いことに「旭ポン酢」が格安で売っていたので、2本買った。持ちろんリュックで持って帰らねばならない。

昼からは、フルートを練習する。メニューは昨日と同じだ。「毎日の練習」NO7は、大分力を抜いて吹くことができるようになってきたが、続けているとだんだん力が入ってくるのでいけない。キーを抑えるときは、軽く静かにやるよう心がける。各調のスケールとアルペジオは、まだまだスムーズさが欠けている。トリルは左手の小指の動きが悪い。テンポを落として、小指だけを何度も練習した。アルテ21課はの2曲の練習曲は何とか流れるようになってきた。やはりトリルの終結部がも一つだ。
今日は、続いて22課の「反発トリル」の練習曲を吹いてみた。長い曲なので、これも苦労するであろう。

続いて、バッハ「主よ、人の望みの喜びを」をテンポに気をつけながら、何度か演奏した。この曲は吹けば吹くほど、ますます美しい曲だと思うようになってくるから不思議だ。

その後、ヴァイオリンとの二重奏の曲を練習する。先ずは、モーツァルトディヴェルトメントNO17のメヌエット。大分スムーズに流れるようになってきたが、TRIOのところは駄目だった。もっとテンポを落とさなければ、吹き切れない。ほかにももたつくところがあるので、これは練習のみだ。次はラモーの「リゴドン」楽しい曲なので、リズミカルに演奏できるよう何度も吹きこんだ。これで今日の練習は終わることにする。

私がフルートを吹いている間、妻は、料理作りに余念がない。クリスマスということで、先ずはロースト・ビーフだ。あらかじめ、ローズマリーとタイム、黒コショウで下味をつけた牛肉の塊をフライパンで焼く。

それをオーブンで焼き、アルミホイルで保温すると出来上がりだ。食べてみると、なかなかジューシーで美味しかった。


食後は、昨日買ってきた泡立て器を使って生クリームを使ったクリスマスケーキを食べる。

売っているケーキほど甘くないので、甘いものがやや苦手な私でも食べやすかった。