フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ヴァイオリンとの二重奏

2011-12-29 | フルート

今日もいい天気だ。今日は昼から、ヴァイオリンとの二重奏をすることになっているので、午前中は、フルートの練習をしておこう。ロングトーン、「毎日の練習」NO7、スケールとアルペジオ、トリルの基礎練習をしておく。その後、二重奏曲を順次練習する。モーツァルト「Minuet」、ラモー「Rigaudon」は何度も練習したが、まだまだだ。

午後になってご近所のNさん宅を訪れる。グランドピアノが置かれたリビングでは、既に、譜面台も用意されていた。それでは、やりましょうかとNさん夫人。まずは、ブラームスの「Walzer」。通して演奏してみて、私のブレスの位置が、どうも気になるとのこと。フレーズの途中でブレスしているので、音の流れがどうか、とのこと。そういえば、あまり気にせずにブレスしてしてしまっていて、そのときそのときでブレスの位置が変わる。どこでブレスするか確認してもう一度演奏する。まあまあということで次の曲へ。

ヘンデルの「Pastorale」これは苦手な8分の6拍子で、途中でリズムが乱れてしまった。何度か演奏しなおす。次のベートーヴェンの「menuett in G」、これは「espressvo」と書かれているので、もっと表情豊かに演奏してくださいと、ヴァイオリンで旋律を演奏して聴かせてくれた。

モーツァルトの「Two Polonaisen」、これは16分音符の所がどうも慌ててしまうが、まあまあか。マルティーニの「Gavotte」は出だしのアウフタクトはもっと軽く、装飾音は拍の頭で入れましょうか、とのこと。装飾音が、そのときそのときで前拍の最後か、拍の頭か動いてしまうので、きっちり意識して入れるようにとのこと。成程、成程。コレッリの「Largo」は、まあまあなので、もう少しテンポを落として演奏しましょうということになった。

次はモーツァルトの「Minuet」、これはTRIOが全く駄目なので、テンポをぐっと落として演奏することになった。
それでも16分音符が連続するので、なかなか指が回らない。おまけに、最低音がGまであるので、1オクターブ上げて演奏するところが、やり難い。何回かやったが、これだけは練習不足だった。


次は、ラモーの「Rigaudon」、2分の2拍子でPrestのテンポ。テンポを落として演奏したが、付いていくのにやっとだった。付点2分音符が短くなってしまって行けない。

とりあえず、今日はざっと流しただけで二重奏の練習を終える。練習後はNさん夫人が参加されている市民オーケストラの話を聞かせていただく。1年中ほとんど休みなしに毎週土曜日に練習しているとのこと、なかなか、練習に厳しいオーケストラである。年が明ければ、もう一度練習しましょうかと言うことでお暇した。

夕食は、昨夜友人と会ったときにいただいた「キムチ」を食べる。これが、びっくりするほど美味しい。よくある、キュウリのキムチ、イカのキムチとは別に山芋のキムチ、トマトのキムチといった変わり物もある。特に山芋のキムチ、コリコリした舌触りとその旨さは、炊きたてのご飯にぴったりだった。