見えざる手に招かれるままに
愛欲に目覚めた餓えた狼のように
血眼に神経をとぎらせて
打ち震える手を一生懸命に静止させた
夜の漆黒の中で、私は燃え尽きて
亡骸にむせび泣く蛆虫の礼拝に
私は狂気の雄叫びを轟かせる
鐘が寂寞をより一層と蘇らせる
涙に淀んでいく川の水は
やがて海の災厄へと変容していく
顔を両手で覆い泣き叫び
嵐に体を引き千切られ
血が溢れ出て快感に喘ぎ
地獄の快楽に身を捩じらせる
蝋燭の焔はふとした瞬間の哀愁を漂わせている
戦き震える身体は
頼りなくほくそ笑むあなたの助けを待っている
ボロボロに腐った手を差し出して
腐臭漂わせる哀しみをあなたに伝えたい
見えざる神の手を、滑稽な婚礼の祝福を
私に下さい
愛するあなたよ
愛欲に目覚めた餓えた狼のように
血眼に神経をとぎらせて
打ち震える手を一生懸命に静止させた
夜の漆黒の中で、私は燃え尽きて
亡骸にむせび泣く蛆虫の礼拝に
私は狂気の雄叫びを轟かせる
鐘が寂寞をより一層と蘇らせる
涙に淀んでいく川の水は
やがて海の災厄へと変容していく
顔を両手で覆い泣き叫び
嵐に体を引き千切られ
血が溢れ出て快感に喘ぎ
地獄の快楽に身を捩じらせる
蝋燭の焔はふとした瞬間の哀愁を漂わせている
戦き震える身体は
頼りなくほくそ笑むあなたの助けを待っている
ボロボロに腐った手を差し出して
腐臭漂わせる哀しみをあなたに伝えたい
見えざる神の手を、滑稽な婚礼の祝福を
私に下さい
愛するあなたよ