汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 風に揺られて

2009年09月27日 | 初期中期の詩
星空に祈りを込めて
絶え間ない流転の走馬灯に
ひっそりと流れ出る涙
漆黒の空に自身を飛び立たせ
深まる愛の旋律を
奏でるシンフォニーの
色鮮やかな音色に任せて
悠遠に響かせていく命の連鎖に一人
繋がりに咽ぶ感受性に感服し
慟哭の果てに
色鮮やかな虹の幻影がちらついている
限りの無い円熟に
色濃い星空の下で生きていて
安堵の溜息は漏れ出て
瞼に伏せる瞳は憂鬱に
冷酷な自然のリズムは今も
私を包み入れてくれる
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