凄惨で
嵐の夜に
一人部屋の中で屈みこんで
黙想する
混沌とした湿潤の闇に
私はむやみに閉じ込められて
無残に暴れ回るが
どうにもならなくって
私の脆弱な心で
安楽な未来を見つめたって
砂嵐に塗れた脆い楼閣に佇む
一人の少女のように
涙に暮れて
微笑んだ顔には
哀れな虚像の影が蔓延っている
顔を上げ、宙に漂う不吉な調べを臭う
暗闇に蔓延する哀しみを
流れていく時間の無情さに
私はただ見つめているだけ
-------------------------------------
脆弱→ぜいじゃく
脆い→もろい
嵐の夜に
一人部屋の中で屈みこんで
黙想する
混沌とした湿潤の闇に
私はむやみに閉じ込められて
無残に暴れ回るが
どうにもならなくって
私の脆弱な心で
安楽な未来を見つめたって
砂嵐に塗れた脆い楼閣に佇む
一人の少女のように
涙に暮れて
微笑んだ顔には
哀れな虚像の影が蔓延っている
顔を上げ、宙に漂う不吉な調べを臭う
暗闇に蔓延する哀しみを
流れていく時間の無情さに
私はただ見つめているだけ
-------------------------------------
脆弱→ぜいじゃく
脆い→もろい