汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 秋の空

2009年09月10日 | 初期中期の詩
秋の気配
憂う気持ちが
靄のように拡がり
寂寞を心に宿らせ
心に伝う涙

晴れやかな空を仰ぎ
悠久の流れに
体を浸して
私は夢想する
そして溜息を吐く

果てに広がる抽象を
幻想に宿し
私の気持ち
この空に溶け込めと
切に願う
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歌詞翻訳 John Lennon - Woman

2009年09月08日 | 歌詞翻訳

John Lennon - Woman


ねえ なんて言えばいいんだろう
僕の心の中の複雑な感情を
結局 ずっとあなたにすがりついているけれど
ねえ 僕の気持ちを伝えようと思うんだ
心の中にある あなたへの感謝の気持ちを
そして本当の成功の意味を 僕に気づかせてくれた事を

ねえ あなたはもう知っているよね
男の心の中には いつも小さな子供が宿っている事を
僕の人生は あなたの手の中にある事を忘れないで
そして 僕をあなたのその心で包んでおくれ
たとえどんなに離れていようとも 僕たちは繋がっているんだよ
それも結局 星空に刻まれているけれど
ねえ 言わせておくれ
決してあなたを傷つけるつもりはないから
だから 何度でも 何度でも言うよ

(僕たちの愛よ これからも永遠に)

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みやすけの詩 あなたと

2009年09月08日 | 初期中期の詩
あなたが居て
私が居て
悠久に身を預けて
午後の憩い
私達はずっと一緒に
そしてこれからも
互いに手を取り合い
激しく接吻し合い
取りみだした感情を
極上にまで高めて
晴れ渡る空
私たち二人は
永遠に愛し合う
あなたとそして私
共に歩む運命の道を
見つめている
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みやすけの詩 問答

2009年09月07日 | 初期中期の詩
風が彷徨い
幻視の誘い
もう一人の私が手を招いて
私を引き付ける
死の予告
浅はかな生の薄弱
一人過酷な渚に取り残され
私は問答する

広大な海に溶け込む
膨大な哀しみは
たちまち海を汚し
そして注ぐ光は断ち切られ
私は永遠に沈黙する
打ち消えた残像は
私に何一つ残しはしない
渇望に浸る心
無情な響きに怯える者たち
そして、光は断ち切れた無残な幻影を
今でも照らし続ける
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みやすけの詩 夜

2009年09月06日 | 初期中期の詩
あなたの腕の中で
私は幽かな寝息を立てて
あなたと二人
この静寂の中に横たわっている
激しい愛撫の末
温かな抱擁の後の余韻
互いに瞳を逸らさずに
いつまでも
このまどろみの中でたゆたんでいる
夜の静謐に
私達の小さな愛の調べ
時が幾重にも連ね
そうして、私達二人の繋がりは
更に柔らかな円熟に達していく
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みやすけの詩 午前4時

2009年09月03日 | 初期中期の詩
朽ちていく
私の心も
私の身体も
影は虚しく鼓動を打ち
時は寂しく流れるまま
静まり返るゆりかごに
静寂に沈む朧な虚像
私は眠りに着く
まどろみは私を奈落の底へと誘った
私はなすがまま
私は永遠に
存在の概念さえも分からずに
私は漂っている
あなたは今何処へ
月明かりは依然と
虚しい私の存在を照らし続ける

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午前4時の「The End of All You'll Know」は最強ですね…
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