国連食糧農業機関(FAO:Food and Agriculture Organization)のまとめ(9月3日)。
◆FAO (国際連合の専門機関)
目的:世界経済の発展及び人類の飢餓からの解放
日本は1951年に加盟
加盟国数は191ヶ国と欧州連合(EU)ほか2準加盟国(2012年5月)
日本の負担金額(2011年)は、約84百万ドル(約74億円)
分担率は16.7%と米国(分担率22%、1位)に次ぐ分担金拠出国
FAOは北西部太平洋のイワシ、西部大西洋のクロマグロ、北西部大西洋のタラなど主要395種の魚介類について、2009年段階の資源状況を調べた。結果は、この主要な漁業資源のうち、適切なレベルを超えて過剰に漁獲されている種が約3割、漁獲量をこれ以上増やすことができない種が約6割との事。これらの中には、クロマグロ・ミナミマグロ・一部のビンチョウマグロ、北西部太平洋のイワシ・スケトウダラ・タチウオなどの日本が主要な漁獲国である資源が多い。また、北東部大西洋のサケ・北西部大西洋のタラ・カレイの仲間など、日本で多く消費される種も多い。
資源量・漁獲量の推移、産卵可能な親魚の量などから、現状の漁獲量が資源を維持できる状態から、過剰な漁獲とされた種は1974年には11%だったが、29.9%(118種)と増加傾向にある。増加が目立つのは90年以降であり、限界量まで漁獲されている種も増え漁獲量を増やす余地がある種の割合は急減している。FAOは、適切な漁業資源の管理態勢を整え、減少した資源の復活を図る必要性を強調した。
◆日本の漁獲量
1972年から1990年は年間1000万トン以上の漁獲量
1991年からは1000万トン以下となり、2000年に638.4万トン、2008年に559.2万トン
因みに、近年の世界の漁獲量の増大は、突出して中国の増大である
◆たんぱく質供給量(1人1日あたり、2010年)
魚介類 15.5g
肉類 14.6g
小麦 9.8g
米 9.9g
今日も暑い。お天気状況では、近畿から北海道で厳しい暑さ、でも明日から全国的に雲の多い天気となり厳しい残暑は今日までとの事。仙台は、統計のある1926年から真夏日継続日数が18日と記録的(1位)。
いつもの散歩道のいつも通るお庭にモミジアオイが咲いている。大柄で鮮やかな赤、ハイビスカスに似ており”夏”の花と言えるだろう。背が高いので塀の上に出て咲いている。
モミジアオイ(紅葉葵)
別名は紅蜀葵(こうしょっき)
アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属
北アメリカ原産
宿根草、茎は硬くほぼ直立
開花時期は8月~9月
花は大きく直径10数cm、花弁は5枚で細長くて弁間は離れている
雌しべの柱頭は5裂し下部に雄しべが付く、雄しべと合着した雌しべの花柱は長く伸びている
名の由来(モミジアオイ)は葉がモミジのような形から