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山形県立博物館で国宝「縄文の女神」を展示

2012-09-08 | まち歩き

 今日も良い天気。朝夕に少し涼しさを感じ、秋の足音が聞こえてきた。でも日中はまだまだ暑い。
 山形県立博物館で展示されている「縄文の女神」が国宝に指定、との事で出かけ拝見してきた。
   ◆「縄文の女神」の展示
   企画展「豊穣と祈り-縄文女神たちの宴と古墳時代人の想い-」
   会期:平成24年6月30日~9月17日
   会場:山形県立博物館 第3展示室 
 予てより文化審議会の答申(4月20日)であった山形県舟形町の西ノ前遺跡出土の土偶が、国宝として9月6日付の官報に告示された。
 この土偶は山形県舟形町の西ノ前遺跡の出土品で、八頭身美人のような優美な形をした土偶「縄文の女神」である。国宝指定の土偶としては全国で4件目、山形県内の国宝としては6件目との事。
 「縄文の女神」は高さ45cm(復元後)とかなり大きく国宝指定の土偶としては最大である。大きさだけでなく、洗練された優雅さが感じられ、約4500年前(縄文時代中期)の作品に感動・感激するのみ。

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 霞城(かじょう)公園案内図

 霞城公園は山形城跡である
 桜の名所で、約1500本の桜が咲く

 山形県立博物館は公園の内にある


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 二の丸東大手門
 昭和62年に着工し平成3年に史実によって木造建築で復原された。

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 山形県立博物館

 企画展は西ノ前遺跡から出土の「縄文の女神」の国宝指定を記念して開かれた。県内外の出土品472点も一般公開されている。


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 ◆国宝となった土偶
 土偶(どぐう)は、土を人間の姿・形を模して誇張的・抽象的に表現して創り焼き上げられている。日本(沖縄県を除く)では、縄文時代に創られ、古墳時代の埴輪(はにわ)と区別される。
 近代以降に日本で発掘された土偶は約15,000体(~18,000体)と言われ、その多くが砕かれた状態で出土する。「縄文の女神」も5片で出土し、欠けた部分がなかったので復元できた。
 国宝となった土偶は3体で、「縄文の女神」を入れて4体となった。
 (1)中空土偶:北海道函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡出土
        縄文時代後期後半  (高さ41.5cm、重さ1.745kg)
 (2)合掌土偶:青森県八戸市風張(かざはり)1遺跡出土
        縄文時代後期
 (3)縄文のビーナス:長野県茅野市米沢棚畑(たなばたけ)遺跡出土
        縄文時代中期    (高さ27cm、重さ2.14kg)
 (4)縄文の女神:山形県舟形町西ノ前遺跡出土
        縄文時代中期    (高さ45cm、重さ3.155kg)
 ◆縄文時代
            期間(B.C)
 草創期     10,000~8,000年
 早期       8,000~4,000年
 前期       4,000~3,000年
 中期       3,000~2,000年
 後期       2,000~1,000年
 晩期       1,000~ 500年
    注)始まりと終わりは、不確定

Yamagatasoba
 山形と言えば、蕎麦

 お蕎麦を食べました