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糖で発電する酵素電極シールを開発

2012-09-20 | 学問

 先月末(8月27日)の発表だ。
 東北大大学院工学研究科の西沢松彦教授(バイオマイクロマシン工学)は、(独)産業技術総合研究所ナノチューブ応用研究センターの畠賢治上席研究員と共同で、酵素とカーボンナノチューブ(CNT)が均一に混合した”酵素電極シール”を開発した。ブドウ糖の水溶液から世界最高の効率で発電(25mA/cm2)ができる。開発された”酵素電極シール”は世界初の柔らかいシールで、巻いたり捩じったりと自由度が高い。発電量はブドウ糖の量に比例するので、針に巻きつけて果物に差すと、甘さに応じてLEDが点滅し、電源不要な微小糖度センサ(熟度センサ)となる。将来は血糖値センサーなどへの応用も期待できる。
 ◆カーボンナノチューブ
 カーボンナノチューブ(CNT:Carbon nanotube)は、ダイヤモンド・非晶質・グラファイト・フラーレンに次ぐ炭素材料である。
 炭素の六員環ネットワーク(グラフェンシート)が単層或いは多層で同軸管状になっている。構造により金属もしくは半導体となる特性がある。

 

 昨晩からの雨は当に干天の慈雨であった。畑もシットリと水分を含んでおり、今日の朝の野菜たちは緑が綺麗だ。
 畑への道沿いにある小さなお庭では、葉が紫色で三角形をしたオキザリスの小さな花が咲いていた。雨を待ってたのかな。
 花の名が判らなかったので調べたら、オキザリス・トライアングラリスで、紫の舞と言う優雅な和名が付いている。

Murasakinomai09201  オキザリス・トライアングラリス
 (Oxalis triangularis)
別名:紫の舞(むらさきのまい)
   三角葉オキザリス
   烏羽(からすば)オキザリス
カタバミ科カタバミ属
 (所謂雑草のカタバミと同じ仲間)
原産地はブラジル
花の時期は6月から10月
花色は白・薄紅、花径は3cm前後
花は日が射すと開き、夜や曇りでは閉じる


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