暑い日が続いてます。今日も暑い、明日・明後日も暑い予想。いつもの事ながら、暑い日のお墓参りとなる。
暑い日には、「涼しさを呼ぶ河川」の話。
国土交通省は、全国163の1級河川(観測地点938)について、BOD(生物化学的酸素要求量)で評価した2012年の水質ランキングを発表した(8月2日)。
これによると、複数の調査地点のBOD平均値が0.5mg/L以下で、「最も水質が良好な河川」とされたのは9河川だった。因みに、生活排水などで汚染されていない水質とは1mg/L、清流の魚(イワナ、ヤマメなど)の生息に適した水質は2mg/L以下である。
◆最も水質が良好な河川とされた9河川
尻別川(北海道、4年連続)、後志利別川(北海道、4年連続)
荒川(福島)、庄川(富山)、北川(福井)、高津川(島根)
吉野川(徳島)、仁淀川(高知)
川辺川(熊本、7年連続)
最も水質の悪かった調査地点は、猪名川の利倉(大阪府豊中市)のBOD=9mg/L、利根運河の合流前(千葉県流山市)の8.2mg/L、中川の飯塚橋(東京都足立区)の6mg/Lだった。
◆BOD(Biochemical oxygen demand)
水質汚濁として、過剰な有機物の腐敗による酸欠がある。水中の酸素(溶存酸素)が減少すれば魚類等が生存出来なくなり、終には所謂「水が腐る」状態となり悪臭等が発生する。
BODは、生物化学的酸素要求量・生物化学的酸素消費量と呼ばれる最も一般的な水質指標で、水中の有機物などの量を、その酸化分解のために微生物が必要とする酸素の量で表したものである。従って、一般にBODの値が大きい程水質は悪いと言える。(単位は、mg/L:ミリグラム/リットル)
暑い日の散歩は遠慮して、今日は畑を見るだけ。
畑では枝豆(えだまめ)の花が咲いていた。種は時期をずらして播いたもので、7月初めに播いた。
枝豆とは、未成熟な大豆(未成熟な種子)を収穫したもので、大豆(完熟した種子)とは収穫時期が異なるだけである。でも品種として、成熟させて収穫するのに適した品種、枝豆として未成熟時に収穫するのに適した品種は別個に存在する。この品種は、香りが良く枝豆に適した「仙台香」との事。
未成熟な大豆を塩茹でで食べる習慣は奈良平安時代には既にあったとされる。これが「枝豆」と呼ばれるようになったのは江戸時代らしく、枝についたままの状態で茹でたものを「枝付き豆」または「枝成り豆」と呼んで売られており、これが「枝豆」の名前の由来とされている。
因みに、未成熟な大豆(枝豆)は野菜類に分類されるとの事・・知らなかった。
ダイズ(大豆)
枝豆は、英名:Green soybean、 Edamame
マメ科ダイズ属
大豆は弥生時代に水稲と同時期か少し遅れて日本に入ったようだ
花は5月~6月頃に咲く