厚生労働省は、平成22年(2010年)国勢調査による日本人人口(確定数)を基礎資料とした「2010年市区町村別生命表」を発表した。国勢調査の実施年に合わせて5年に1公表しており、平成12年・平成17年・平成22年と今回で3回目となる。
これによると、平均寿命は、男性79.59歳(前回調査では78.79歳)、女性86.35歳(前回調査では85.75歳)で、前回調査より平均寿命が延びている。
都道府県別では、長寿県は男女ともに長野県で、男性80.88歳、女性87.18歳。最下位県は男女ともに青森県で、男性77.28歳、女性85.34歳。
◆都道府県別平均寿命ランキング
男性 女性
平均寿命 平均寿命
全国 79.59 全国 86.35
1 長野 80.88 1 長野 87.18
2 滋賀 80.58 2 島根 87.07
3 福井 80.47 3 沖縄 87.02
4 熊本 80.29 4 熊本 86.98
5 神奈川 80.25 5 新潟 86.96
6 京都 80.21 6 広島 86.94
7 奈良 80.14 7 福井 86.94
8 大分 80.06 8 岡山 86.93
9 山形 79.97 9 大分 86.91
10 静岡 79.95 10 富山 86.75
・
38 栃木 79.06 38 福島 86.05
39 山口 79.03 39 秋田 85.93
40 鳥取 79.01 40 大阪 85.93
41 大阪 78.99 41 群馬 85.91
42 高知 78.91 42 埼玉 85.88
43 長崎 78.88 43 岩手 85.86
44 福島 78.84 44 茨城 85.83
45 岩手 78.53 45 和歌山 85.69
46 秋田 78.22 46 栃木 85.66
47 青森 77.28 47 青森 85.34
早朝は晴れたが少し涼しかった(24℃位)。で、朝飯前に畑に行き、雑草取り。でも直ぐに気温上昇し、ギブアップ。
畑では色々な作物の花が咲いている。トウガラシの花も咲いており、未熟な緑色の実も付いている。トウガラシは唐辛子と書くが、中国原産ではなく、「唐」は外来の意味で、辛は「味が辛い」、子は「果実や種子」の意味。日本にはポルトガルからインド・中国を経て16世紀に渡来した。
◆七味唐辛子
七味唐辛子は1625年(寛永2年)に江戸薬研堀(やげんぼり)で、からしや徳右衛門が売り出したのが始まりとされる。これが全国に普及し、地域によって構成する薬味がアレンジされた。
七味唐辛子は、トウガラシ(唐辛子)と幾つかの薬味で構成
山椒(さんしょう)の実
胡麻(ゴマ)の実
麻子仁(ましにん):麻(あさ)の実
陳皮(ちんぴ):干したみかんの皮
罌粟子(おうぞくし):芥子(けし)の実
紫蘇子(しそし):紫蘇(しそ)の実
生姜(しょうが)
青海苔(あおのり)
菜種(なたね)
因みに、唐辛子のみの香辛料は「一味唐辛子(いちみとうがらし)」
トウガラシ(唐辛子)
ナス科トウガラシ属
熱帯では多年草、温帯では1年草
南アメリカ原産
開花時期は7月~9月
花は径2cm程で白色。花後に内部に空洞のある細長い数cmの果実が成り、果実は熟すると赤くなる
辛味成分のカプサイシンは、種子の付く胎座で作られるため胎座に最も多く含まれる。果皮にも含まれるが胎座ほどではない。種子にはカプサイシンがほとんど含まれないので辛味がない