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アトピー性皮膚炎発症のメカニズムを発見

2013-08-13 | 健康・病気

 兵庫医科大学と三重大学の共同研究グループが、「皮膚で作られるたんぱく質「インターロイキン33(IL―33)」がアトピー性皮膚炎を起こす仕組みを解明した」と発表した。研究成果は米科学アカデミー紀要(電子版)に8月6日掲載。
 兵庫医科大学の山西清文教授らは、表皮細胞に存在する「インターロイキン33(IL―33)」というたんぱく質に注目した。”IL―33”は皮膚表面の細胞内に存在し、皮膚にダニなどの刺激があると、細胞から出て白血球などと結合し、アレルギーを引き起こす様で、アトピー性皮膚炎の患者には”IL―33”が多いが、発症との関係は不明だったとの事。
 研究グループは、”IL-33”を通常の約10倍作るマウスを遺伝子操作で作製した。清潔な環境下で飼育しても、生後6~8週で全て(100%)のマウスに皮膚が厚くなるアトピー性皮膚炎の症状(顔、手、尻尾などに痒みが出る)が表れた。組織の採取などで調べたところ、かゆみの元になるヒスタミンを分泌する肥満細胞が野生型の約3倍に増加しており、特殊な自然リンパ球も増え、炎症性たんぱく質”IL-5”を作り出していた。”IL-5”の作用を中和させる抗体を投与すると、皮膚炎の症状は緩和された。

 

 今日も良い天気でとても暑い。昨日は高知県四万十市で国内観測史上最高の41.0℃を記録したとの事。・・こんな異常気象とは、日本列島はどうなったんだろう。
 昨日は畑の枝豆、今日は同じ豆科のハナズオウ(花蘇芳)の実。春に塀越しに見えたお庭のハナズオウ(花蘇芳)の紅白の花。花後に実が付いていた。マメ科の植物だからキヌサヤインゲンを短くしたような平たい豆鞘が沢山垂れ下がっている。まだ緑色で熟していないが秋には熟して褐色となる。

Hanazuou308131  ハナズオウ(花蘇芳)
別名:蘇芳(すおう)
マメ科ハナズオウ属
落葉低木、樹高2m~5m
原産地は中国、江戸時代初期に渡来
開花時期は4月~6月
花は1cm~2cm位の蝶形
花色は紅紫色・白色
花後に数cm~10cmの豆果が付く
秋から冬に黒褐色に熟す


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