歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

最も人口が多い村、滝沢村が滝沢市へ

2013-08-23 | ニュース

 全国の町村で最も人口が多い岩手県滝沢村が来年(2014年)1月1日、滝沢市となる。総務省の8月23日付官報の告示で正式決定する。
 滝沢村は人口では市・町への要件を満たしているが、県条例が定める要件「官公署の5以上設置」等を満たせず頓挫していた。県は今年2月に要件緩和に前向きの姿勢を示し、これにより町を飛び越して”市”となる。人口要件で、市へは人口5万人以上(ただし市町村の合併の特例等に関する法律の規定が適用されれば3万人以上)、町へは当該都道府県がそれぞれ条例で定めるが1万人~3000人(5000人とする県が多い)である。
 滝沢村の人口は、5万4953人(7月末現在)。滝沢市が誕生すると人口最多となるのは、町では広島県府中町の5万1632人(8月1日現在)、村のみでは沖縄県読谷(よみたん)村の4万540人となる(7月末現在)。全国の市町村数は、栃木県岩舟町が2014年4月5日付で市町村合併により同県栃木市に編入され、2014年4月5日時点で1,718(790市、745町、183村)となる。

 

 今日(8月23日)は二十四節気の処暑(しょしょ)。処は「やむ」のことで、暑さが峠を越えて後退し始めるころとされる。立秋を過ぎて半月、文字通りの”処暑”となって欲しい。
 早朝の散歩は日が昇るまでの短い時間が快適だ。この散歩で咲き始めたハナトラノオを見つけた。長い穂の形の花穂で花・蕾が沢山付いている。この様な花穂の形が虎の尾に似ているのを”トラノオ”と呼び、花が美しいので ”ハナトラノオ(花虎の尾)”の名前となったと言う。名が○○トラノオ(○○虎の尾)の花には、蓼(たで)科の伊吹(いぶき)虎ノ尾・春(はる)虎ノ尾 、桜草(さくらそう)科の岡(おか)虎ノ尾 、ゴマノハグサ科の瑠璃(るり)虎ノ尾などがある。科が違うのに結構似た形があるから区分が難しい・・。

Hanatoranoo308231 ハナトラノオ(花虎の尾)
別名:角虎ノ尾(かくとらのお)
   フィソステギア(学名から)
シソ科ハナトラノオ属
宿根草
北米東部原産、大正時代に渡来
開花時期は、7月~9月
花は長さ3cm程の唇形の花。これが4列となっており、花穂を咲き上がる
花色は桃紫色~白色


Hanatoranoo308232 Hanatoranoo308233