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肥満を促進する遺伝子を発見

2013-09-11 | 健康・病気

 京都府立医科大の池田宏二循環器内科学助教らのグループが、血管内の細胞に存在し、肥満を促進する遺伝子を発見した。成果は、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)発表する(9月11日付け)。
 この遺伝子は「ARIA」と呼ばれ、細胞死の促進や血流を抑制する働きをする遺伝子として2009年に同助教らが発見した。このARIA遺伝子を欠いたマウス(ノックアウトマウス)と欠かないマウス、過剰に発現させたマウスに高脂肪食を14週間与えたところ、ノックアウトマウスの脂肪は4.4グラム、普通(欠いてない)のマウスの脂肪は12.2グラム、過剰発現マウスは肥満が増大した。普通の食事では差は出なかった。
 研究グループによると、この遺伝子が働かないと、脂肪組織で新しい血管が作られやすくなるため、脂肪が燃焼しやすくなるのではないかとの事。この遺伝子の働きを抑える薬剤は、肥満やメタボリック症候群の予防薬として期待できる。心筋梗塞(こうそく)などの血管障害が起こっても、血管新生を促して血流を改善する効果が期待できると言う。
 ◆メタボリックシンドローム(英: metabolic syndrome)
 内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上を合併した状態をいう。
 診断基準(日本人に適用)
 日本肥満学会(JASSO)基準(2005年)による
  腹囲男性85cm以上、女性90cm以上で
  血圧:130/85mmHg以上
  中性脂肪:150mg/dL以上またはHDLc40mg/dL未満
  血糖値:110mg/dL以上  以上3項目中2項目以上相当がメタボ

 

 チョウセンアサガオの多くは草だが、木もある。エンゼル・トランペット(エンゼルストランペット)と呼ばれる木立朝鮮朝顔 (きだちちょうせんあさがお)だ。
 大きなラッパ状の花が下向きで咲いている。蕾も沢山付いているのでこれから次々と咲くのだろう。花の色は黄色だが、ピンクや白色などがある。チョウセンアサガオは毒を含み、このエンゼル・トランペットも同様であり、要注意植物だ。

Enzerut309111 エンゼル・トランペット
別名:木立朝鮮朝顔 (きだちちょうせんあさがお)
ナス科キダチチョウセンアサガオ属
低木または高木(草でない)
原産は中南米、インド地方
開花時期は、6月~11月
6・7月頃に咲くものと9・10月頃に咲くものがある
花は吊り下げた様に下向きに咲く
花の色は、黄・橙・白・ピンクがある


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