米国のインテリジェント情報を提供するトムソン・ロイターは、「トムソン・ロイター引用栄誉賞」を発表した(9月25日)。ここでは、論文の引用数などを基に同社が予想するノーベル賞受賞の有力候補の6ヶ国28人が発表されている。今年(2013年)のノーベル賞の生理学・医学賞が10月7日、物理学賞が同月8日、化学賞が同月9日に発表される。
同社が予想する日本人のノーベル賞候補者は3名で、
生理学・医学分野
東京工業大学フロンティア研究機構の大隅良典特任教授(68)と
東京大学大学院医学系研究科の水島昇教授(47)
オートファジーの分子メカニズムおよび生理学的機能の解明
物理学分野
東工大フロンティア研究機構&応用セラミックス研究所の細野秀雄教授(60)
鉄系超伝導体の発見
◆トムソン・ロイター引用栄誉賞
過去20年以上の学術論文の被引用数から、各分野上位0.1%の研究者から選ばれる
この中から総被引用数・ハイインパクト論文数を調査し、各分野で特に注目すべき研究領域のリーダーと目される候補者が決定される
本賞の受賞研究者はノーベル賞と高い相関性があり、2002年の発表から昨年までに本賞を受賞した研究者のうち、京都大学の山中伸弥氏など27名が実際にノーベル賞を受賞しているとの事。
今年も赤い花のヒガンバナ(彼岸花)が咲いている。今年(2013年)の秋分の日は9月23日だから、彼岸入りは9月20日・彼岸明けは9月26日となり、名の通りこの時期に咲いている。
群生して赤い絨毯のようなダイナミック鮮赤も良いが、数本だけの姿も良い。でも何か違和感があるな、と考えてみたら、お花に付きものの緑の葉がない。花の時期には葉がなく、花が咲き終わると細い葉が出始める。故に、葉見ず花見ず(はみずはなみず)とも呼ばれる。
花茎は枝・葉もなく地上に伸び、この先に短い柄の花が5個から7個程付く。花はに横向きで、輪生状の配置となっている。花の色は鮮赤色だが、白花もあり、白花ヒガンバナ(あるいは白花マンジュシャゲ)と呼ばれている。
ヒガンバナ(彼岸花)
別名:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属
多年草(球根性植物)
日本各地で見られるが、固有種でなく稲作とともに中国から伝来した史前帰化植物と考えられている
開花時期は、9月(お彼岸の頃)
花茎の成長はとても早く、花も数日で終わる