世界的に貴重な地質・地形がある地域として、国際機関が認定する「世界ジオパーク」に、島根県の隠岐諸島が選ばれた(9月9日)。独自の生態系などが評価されたもので、韓国で開催された「世界ジオパークネットワーク(GGN)」会議で決定した。日本では6件目となる。
◆ジオパーク(英: geopark)
地球科学的に見て重要な自然の遺産を含む、自然に親しむための公園。日本ジオパーク委員会では「大地の公園」と使っている。
ユネスコ(UNESCO、国際連合教育科学文化機関)の支援によって2004年に設立された組織「世界ジオパークスネットワーク(Global Geoparks Network)」が認定する自然公園である。「大地の遺産」を保護し、それらを地域の教育や科学振興、および観光事業に活用し、持続可能な方法で地域を活性化させることが要求される。
◆日本の世界認定のジオパーク
洞爺湖有珠山ジオパーク(2009年8月加盟)
糸魚川ジオパーク(2009年8月加盟)
島原半島ジオパーク(2009年8月加盟)
山陰海岸ジオパーク(2010年10月加盟)
室戸ジオパーク(2011年9月加盟)
隠岐ジオパーク(2013年9月加盟)
今は駐車場として使われている空地の隅で、ハツユキカズラが絨毯の様に広がっている。とても緑・白・薄桃色の葉が見事に綺麗なので写真をパチリ。・・デジカメだから音はとても小さいよ。
ハツユキカズラはフイリテイカカズラと呼ばれるように、テイカカズラの斑入りの園芸種である。季節ごと・成長段階ごとに葉色が変化し、これが好まれる。新芽では赤・ピンク、次第に白みが強くなり白と緑色の斑点の葉となり、緑色となり、秋~冬に紅葉する。
名のハツユキカズラは、葉の白い斑から「ハツユキ(初雪)」、カズラは蔓(つる)性植物のことである。、同じ仲間(テイカカズラの斑入り品種)で斑の入り方等が異なる”ゴシキカズラ(五色葛)”があり、両者が混同されている場合が多いと言われる。この品種がそうなのかは判らない。
ハツユキカズラ(初雪葛)
別名:フイリテイカカズラ
キョウチクトウ科テイカカズラ属
常緑(耐寒性)蔓性低木