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東北大が1000人のゲノムを解読

2014-01-05 | 健康・病気

 東北大は、疾病原因探索の基盤となる1000人の全遺伝情報(ゲノム)の解読を終えたと発表した(2013年11月29日)。
 参加者は、東北メディカル・メガバンク計画のコホート事業に参加した健常な日本人1000人。コホート(長期健康調査)は、2013年度から10年間、岩手・宮城県で15万人を対象とする。
 遺伝的に高均質の集団から得られた1000人規模の高品質(解読量:平均900億塩基)ゲノム解読を均質な精度(単独の施設・設備、単一の方式)で解読した世界初の成果。本解読の結果から、既知の約1300万個の遺伝子多型に加え、それを超える1500万個もの新規の遺伝子多型を収集することに成功した。新規に発見した1500万個のうち99%以上は比較的稀な頻度のものであることが特徴。
 解析責任者の安田純教授(分子腫瘍学)は「データベースの公開によって日本人のゲノムの特徴解明が進み、遺伝情報に基づく創薬や個人に応じた医療、予防策が進むと期待する」との事。
 ◆遺伝子多型
 多型とは、遺伝子を構成しているDNAの配列の個体差であり、集団の1%以上の頻度であるものと定義されることが多い。それより少ない場合を変異という。
 ゲノムは1人に約30億対ある塩基の配列である。この塩基は個人によって数百万個のSNP(スニップ:僅かな違い)を持っている。これによって、体質や髪・目の色など、特定の病気への罹り易さなど、薬の効果・副作用の有無などの個人差が関係する。

 

 今日の天気は雲が多いが晴れ。気温は低いが風がないので寒さは余り感じない。
 塀越しに見つけたキウイフルーツの果実。まだ採らずに沢山付いている。畑のキウイフルーツは10月~11月頃に収穫してしまったから、どうして採らないのかなと思った・・余計なお世話だな。キウイフルーツは樹上で熟さない果物で、霜の降りる前頃に収穫して追熟させる。
 ◆キウイフルーツの追熟
 果実をポリ袋に入れて室内(適温は15℃~20℃)に置いておくだけ
 急ぐ場合は、エチレンを発生するリンゴなどを一緒に袋に入れると追熟が進む
 食べごろは、表面を指で押して、少し凹む位に軟らかくなったら

Kiwi401051 キウイフルーツ
(Kiwi fruit)
マタタビ科マタタビ属
落葉蔓性植物
雌雄異株
開花は5月~6月
果実は10月~11月頃に収穫
原産地は中国中部、これが1904年にニュージーランドに移入されて改良された
キウイフルーツの名は、ニュージーランドの国鳥”キウイ”に外観が似ているから
”キウイ”は、ニュージーランドに生息する飛べない鳥類(大きさはニワトリくらい)


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