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高血圧治療のワクチン、ラットで開発成功

2015-06-14 | 健康・病気
 大阪大の郡山弘・寄付講座助教(健康発達医学)らの研究グループが、「血圧を下げる効果が長期間持続するワクチンの開発にラットで成功した」、と発表した。研究成果は米国心臓協会の高血圧分野の学術誌である「Hypertension」に掲載された(5月27日)。新たな高血圧治療薬として実用化を目指し、数年以内に臨床試験(治験)を行う計画との事。
 グループは、血圧を上げる働きを持つ物質「アンジオテンシンⅡ」に着目した。血圧は「アドレナリン」によって上昇するが、アドレナリン以外にも血圧を上昇させる物質が存在し、「アンギオテンシン(別名:アンジオテンシン)」である。遺伝子の働きで、この物質を攻撃する抗体を作り続けるDNAワクチンを開発した。
 高血圧のラットに2週間おきに計3回皮下注射したところ、血圧が平均で2割程低下。効果は半年間続いた。注射しなかった高血圧ラット(生存期間70~80週台)と比べると、生存期間も最大で約10週延びた。
 ◆高血圧
 血圧とは、血管内の血液の有する圧力のこと。一般には動脈の血圧。
 高血圧とは(2009年1月、日本高血圧学会)、
  病院等の診察室で測定した血圧が、140/90mmHg以上
  家庭で測定した血圧が、135/85mmHg以上  が「高血圧」
 平成25年「国民健康・栄養調査」で、
  収縮期(最高)血圧が 140mmHg 以上の者の割合は、男性 38.3%、女性 29.6%

 今日の天気は曇りのち晴れ。湿気が強く蒸し暑い。
 昨日、時計草の鉢を植え替えしたが、その時左足の中指を傷つけてしまった。痛い。なので歩けない。
 キリンソウ(麒麟草)の花がまだ咲いていると思ったら、ソロソロ終わり。なので、少し前の咲きだしの頃に撮ったもの。
 多年草なので、何時も同じ場所・・手入れない空き地・・で咲きだす。太い根茎から肉質の円柱形の茎が出て、茎の先端に平らな集散花序が付き、黄色の花が沢山咲く。満開の頃は黄色い花を敷き詰めた様子となる。葉は多肉質でサボテン似の外観で、互生し等卵形または長楕円形でふちには鈍鋸歯がある。
 キリンソウ(麒麟草、黄輪草)
 別名:セダム(Sedum)
 学名:Sedum aizoon var. floribundum
 ベンケイソウ科キリンソウ属
 耐寒性多年草の多肉植物
 原産地は日本
 開花時期は5月~7月
 草丈は30cm~50cm
 茎頂に沢山の5mm程の鮮黄色の小花を付ける