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国宝級の曜変天目茶碗か、テレビ東京「鑑定団」で発見

2016-12-22 | ニュース
 テレビ東京は、鑑定番組「開運!なんでも鑑定団」の収録で、世界に3点しかないとされる「曜変天目茶碗」とみられる陶器が、新たに見つかったと発表した(12月20日)。
 テレビ東京によると、徳島県のラーメン店経営の男性が番組に鑑定を依頼。大工をしていた男性の曽祖父が、戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際、買い受けた骨董品に交ざっていたらしい。番組内で古美術鑑定家の中島誠之助さんが「曜変天目に間違いない」とし、2500万円の鑑定額を付けた。
 曜変天目茶碗は、南宋時代(12~13世紀)の中国でつくられ、形で残るのは世界に3つ(~4つ)とされる。茶碗の内側には、漆黒のうわぐすりの中に大小に連なる銀色の斑紋があり、その周りに光彩が現れているため、宇宙に星々が輝くように見える。
 「曜変」は「窯変(容変)」と表記され、陶磁器を焼く際の予期しない色の変化を指す。茶碗の星のような紋様・美しさから、「星の瞬き」「輝き」を意味する「曜(耀)」の字が当てられるようになった。
 ◆曜変天目茶碗を所蔵
 曜変天目茶碗は、南宋時代(12世紀~13世紀)の中国で作られた。
 現存するものは世界で4点、その全てが日本にあり、3点が国宝、1点が重要文化財に指定されている。
 国宝を所蔵
 大徳寺龍光院(京都府京都市北区)
 藤田美術館(大阪市都島区)
 静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)

 クリスマスが近くなると、”ポインセチア”を良く見かける。今日見かけたのは病院、風邪がやっと治った。
 花の下に着いている赤い葉(葉ではなく、これは苞(苞葉)で、本当の葉はその下の緑色)が鑑賞の対象で、赤さはキリストの血の色に例えられから、と言う。苞葉の赤色が標準的であるが、多彩な色の園芸種があり、白色・クリーム色・赤と白の混在色などがある。今頃に見られる色付きは、クリスマスの時期にあわせて短日処理したものと言う。
 苞葉の中心の茎の頂部に小さな花があり、花は杯状花序で、花びらはない。小さな花が数個固まって咲くので1つの花のように見える。
 因みに、全草に有毒成分(フォルボール)が含まれ、皮膚炎・水疱などを引き起こす。ハワイで子供がポインセチアを食べて死亡した例が報告されている。
 ポインセチア
 別名:猩猩木(しょうじょうぼく)
 学名:Euphorbia pulcherrima
 トウダイグサ科ユーフォルビア属
 常緑性低木
 原産地はメキシコ(なので、寒さに弱い)
 日本には明治時代に渡来
 開花時期は11月~1月
  (黄白色の苞葉は、品種名:シトラス)