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2016年「今年のブレークスルー」に日本発の成果2件が選ばれる

2016-12-26 | ニュース
 米誌「サイエンス」が、2016年の優れた業績10件を選ぶ「今年のブレークスルー」に、日本の研究者が関わった2つの成果が選ばれた。日本発の成果が選ばれたの2013年の「がん免疫療法」以来3年ぶり。
 ○ips細胞から卵子を作製
 九州大学の林克彦教授と京大の斎藤通紀教授らがマウスのiPS細胞から卵子を作製した研究。
 卵子の形成は複雑な過程をたどるため体外での培養は困難だった。研究グループは約3年かけて最適な条件を探り培養に成功し、卵子から子マウスも誕生させた。不妊の原因解明などにつながると評価された。
 ○類人猿にも他者の心を読み取る高い認知機能がある
 チンパンジーなどの類人猿にも他者の心を読み取る高い認知機能があることを示した、狩野文浩・京大特定助教と米デューク大などによる共同実験。高い認知機能はヒトだけが持つという定説を覆し、心理学や進化学に大きな影響を与えた。
 ◆サイエンス誌による2016年のブレークスルー
 1 アインシュタイン博士が予測した重力波の検出
 2 太陽系に最も近い恒星を周る地球に似た惑星を発見
 3 人工知能「アルファ碁」がプロ棋士と対戦し勝利
 4 老化細胞を取り除いたマウスの寿命を延長
 5 類人猿が他者の心を読む能力を持つことを実証
 6 自然界にないたんぱく質を人工合成
 7 マウスにips細胞から培養で卵子を作成
 8 アフリカを出た人類の起源を遺伝子解読で照明
 9 遺伝子配列を解読する超小型装置の開発
 10 微細な柱状構造を活用する高性能レンズの開発

 12月も後数日を残すのみ。月日が経つのは早い、1年はすぐだった。
 散歩道沿いにある”ユズ”。家の前に植えられている。果実も沢山付けている。手を伸ばせば直ぐに採れるから便利だね。 ユズは結実するまでがとても遅い。結実まで、桃栗三年柿八年・・と言うが、”ユズ(柚子)”では「柚は九年でなりかねる」「柚は遅くて十三年」「柚子の大馬鹿十八年」などと言われる程だ。”ユズ”は俳句での季語は、「柚子の花」が夏、「柚子」が秋、「柚子湯」が冬である。
 因みに、「冬至に柚子湯」は、お湯に入って健康(融通よく)に、
  冬至(とうじ)→湯治(とうじ) お湯に入る
  柚子(ゆず) →融通(ゆうづう) 健康に
 ユズ(柚子、柚酸)
 ミカン科ミカン属(シトラス属)
 常緑小高木、柑橘類の一種(枝に棘がある)
 柑橘類の中で最も耐寒性がある
 中国原産、日本には奈良時代か飛鳥時代に渡来したと言われる
 開花時期は5月~6月、花は白い小さな五弁花を葉の脇につく
 結実期は10月~11月、淡黄色の熟した果実の表面は凸凹で、強い香りがする