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水が濁っても映像鮮明、音波使うカメラ開発

2017-06-04 | 科学・技術
 港湾空港技術研究所の松本さゆりグループは、音波を使って水中の映像を鮮明に撮影するカメラ「水中音響ビデオカメラ」を開発した。「水中音響ビデオカメラ」は、水中で音波を発信し、物体からの反射波を受信して映像を表示する。水中工事の監視や海底資源の調査など海洋開発を後押しする。2018年度に企業に技術移転し商用化する計画。
 光を頼りに撮影する一般のカメラは、濁った水中ではごく狭い範囲しか映せない。開発カメラは多数の音波を精度良く送受信し、最高で0.5m先を2mm四方単位の細かさで映し出せ、約30メートル先まで撮影できる。視野角は左右80度、上下40度の3次元空間に対応し、画像の更新速度は最大で1秒間に10枚に達する。水が濁っていても地形や障害物がはっきりと映り、解像度は世界最高と言う。
 深さ100mまでの浅い水域で使うタイプと、3000mの深海での撮影に耐える2つのタイプがある。港湾や空港周辺の水中工事などでは、地上で映像を見ながら効率よく作業できる。無人探査機に搭載すれば、海底の資源調査などに活用できる。

 晴れ。気温は最高気温20℃ほど。朝は少し寒かった。
 梅田川の堤防の散歩は気分が良い。堤防道には雑草が生い茂り、小さな花・大きな花も咲いている。見つけたのは、径1.0cm前後の小さな花、”ニワゼキショウ”だ。花茎先端に咲き、花被片は6枚で先端は尖り、筒状の花中心部と葯の色は黄色。
 名(ニワゼキショウ:庭石菖)の由来は、庭に良く生え、葉がサトイモ科の石菖(せきしょう)に似ているから、と言う。
 ニワゼキショウ(庭石菖)
 別名:南京文目(なんきんあやめ)
 アヤメ科ニワゼキショウ属
 学名:Sisyrinchium rosulatum
 多年草(草丈は10cm~20cm)
 原産地は北米南東部(テキサス州等) 、明治初めに渡来
 開花時期:5月~6月
 花色:紅紫・白、六弁花(6個の花被片の花)
 花は受精すると、一日で萎む(一日花)