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ホモ・サピエンスの骨発見、30万年前と通説より古い?

2017-06-10 | 歴史・考古
 独マックス・プランク進化人類学研究所などの研究チームが、「アフリカ北部のモロッコで、約30万年前のものとみられる初期の現生人類ホモ・サピエンスの骨を発見した」。6月8日、英科学誌ネイチャーで発表した。
 研究チームは、モロッコにあるジェベル・イルード遺跡で、頭骨の一部や上顎などを見つけた。目の周りや上あごなどの形が現代人と似ているが、脳を包む部分の形は異なっており、初期のホモ・サピエンスのものと考えられる、と言う。同じ地層から見つかった石器や以前発掘された歯の年代測定すると、約30万年前のものと見られる。このほか、アフリカ南部でも、26万年前とされる初期ホモ・サピエンスとみられる化石が見つかっている。研究チームは「進化はアフリカ東部に限らず、全土で徐々に進んだ可能性がある」と結論づけている。
 ホモ・サピエンスは、旧人ホモ・ハイデルベルゲンシスなどから進化したと考えられている。アフリカ東部のエチオピアで、19万5千年前の化石が発見されており、この頃にアフリカ東部で出現したとする説が有力だ。
 松浦秀治・お茶の水女子大名誉教授(先史人類学)によると、「今回の発見は、現生人類の起源につながる最古級の化石にあたる。ただ、約30万年前という年代値の算出には不確な要素が多く、20万年前から35万年前くらいの間で動く可能性がある」としている。
 ◆ホモ・サピエンス(英語: Homo sapiens、ラテン語で「賢い人間」を意味する)
 ホモ・サピエンスは、現生人類の属する種の学名。ネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス)などのすでに絶滅した多くの旧人類もこれに含める。ヒト属の唯一の現存種である。

 朝は晴れ。昼頃より雲が多くなる。夕方から強い雨が予想。
 畑で紅い花弁が鮮やかな”ツバメスイセン”の花が咲いている。花の径は15cm程の大きさ。昨年には2輪咲いた、今年も2輪は咲きそうだ。一昨年に植えた球根で、一冬・二冬の越冬でヤット咲いた・・とても嬉しい。
 ”ツバメスイセン(燕水仙)”は水仙と名前が付いているが、ヒガンバナ科スイセン属ではなく、ヒガンバナ科スプレケリア属である。名(ツバメスイセン:燕水仙)の由来は、花の形がツバメの様に見えるから。原産地はメキシコなどで、日本には明治初期に渡来した。
 ツバメスイセン(燕水仙)
 別:ツバメアマリリス
   スプレケリア・フォルモシッシマ
 学名:Sprekelia formosissima
 ヒガンバナ科スプレケリア属
 球根植物
 開花時期は5月~6月
 花茎1本に着く花は一つ(単頂花序)
 花被片は6枚で、反り返っている
 花被片配列は等角でなく、下側3枚は重なり合って間隔が狭い
 花色は紅色