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サルの舌細胞を応用した高精度味覚センサーを開発

2017-06-13 | 食・レシピ
 東京農業大学の岩槻健准教授らは甘みやうまみを精度よく見極めるセンサー技術を開発した。
 生きた細胞を検出器に使い、様々な物質の味を判別する考えで、サルから舌のもとになる細胞を取り出して培養した。協力は京都大学霊長類研究所。
 味覚センサーは味を醸し出す物質を半導体などで検知する。舌の生きた細胞を使えば、人に近い味覚で評価できるとの期待がある。これまで、マウスの舌の細胞を培養する技術はあったが、霊長類とは味覚が大きく異なるのが課題だった。
 舌の細胞を培養し、約2週間後に0.05~0.2mmの塊になる条件を見つけ、甘みなどを感じる細胞ができていた。人工甘味料のアスパルテームをかけると、細胞の働きが活発になった。うまみ物質のグルタミン酸やイノシン酸でも働いた。反応した細胞を薬剤で光らせて観察した。細胞の塊を幾つも並べ、いろいろな物質を流して甘みやうまみを感じた細胞の光を検出する装置を想定している。今後、人の細胞でも挑戦し、数年後の実用化を目指す。

 晴れ、雲が多い。気温は高くなく、最高気温19℃程。
 田圃の中の道を歩く。比較的大きな道なので、道の両脇には雑草が生い茂っている。その中に、シッカリ・スッキリと花が咲いている”ヘラオオバコ”。初夏に高さ30cm~80cmの花茎を出し、先端に長さ数cmの円柱形の花穂をつける。
 名(ヘラオオバコ)の由来は、細長い葉が粘土細工に使う箆(へら)に似ているから。
 本草は、環境省指定の要注意外来生物類型2に指定されている。要注意外来生物とは、環境省が指定するもので、外来生物法で特定外来種には選定されていないが、被害に係る知見が不足しており、引き続き情報の集積に努める外来生物。
 ヘラオオバコ(箆大葉子)
 別名:イギリスオオバコ
 オオバコ科オオバコ属
 多年草、両性花で根茎でも繁殖する
 ヨーロッパ原産、江戸時代末期に侵入し雑草となった帰化植物
 分布は世界中で、コスモポリタン的雑草
 開花時期は6月~7月