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カフェイン中毒、5年で101人搬送、死者も

2017-06-14 | 健康・病気
 日本中毒学会の実態調査による。調査は全国の救急医療機関38施設を対象とし、「カフェインを多く含んだ眠気防止の薬や清涼飲料による中毒で、2011年度から5年間に少なくとも101人が病院に運ばれ、うち3人は死亡した。患者は13年度から急増し、97人は眠気防止薬を服用、コーヒーやエナジードリンクをあわせて飲んだ人もいた。エナジードリンクだけの中毒は4人だった。患者は若年が中心で、年齢の中央値は25歳、18歳以下が16人いた。
 調査を担当した埼玉医科大学の上條教授は、カフェインの摂取には注意が必要、と言う。
 ◆カフェイン中毒
 カフェインは比較的に安全な薬だと思われている。しかし、カフェインには興奮作用があるので、短時間のうちに摂取しすぎると、吐き気、激しい嘔吐が出たり、心拍数が上がって動悸を感じたりする。
 数時間以内にカフェインを1000mg(ミリグラム、=1gグラム)以上摂取すると中毒症状が起きる。
 ◆カフェインを含む主な製品や飲料
        1錠または1本当たりの カフェイン
        カフェイン量     1g相当量
 眠気防止薬
 (代類医薬品)
  トルメミン     167mg      6錠
  エスタロンモカ   100mg      10錠
 眠気覚ましドリンク
  強強打破(50ml)  150mg      6.7本
  メガシャキ(100ml) 100mg      10本
 エナジードリンク
  モンスターエナジー(355ml)142mg   7本
  レッドブル(185ml) 80mg      12.5本
 嗜好飲料(200ml)
  コーヒー      120mg      1.7リットル
  煎茶        40mg       5.0リットル

 雲が多い晴れ。気温が低く、最高気温20+℃。小雨の予報だが、雨は降っていない。
 コンビニの近くのお庭で、4月に”ジューンベリー”の花が咲いた。名(ジューンベリー)の如くに、6月(june:ジューン)に付いた実が熟す。写真撮影は6月の半ば(14日)だから、あと1週間~10日程で赤く熟す。
 ”ジューンベリー(June berry)”と呼んでいるのは、ザイフリボク属の同じ様な果実が付く種の総称である。”ジューンベリー”は”アメリカザイフリボク”とも呼ばれる。ザイフリボクとの違いは、ザイフリボクは雄しべが20個・雌しべの花柱が5個で下部が合着している、”アメリカザイフリボク(ジューンベリー)”は雄しべが18個、1つの花柱の先が5分裂している。
 ジューンベリー
 別名:アメリカザイフリボク
 バラ科ザイフリボク属
 落葉性広葉樹、低木
 原産地:北アメリカ北東部
 開花時期:4月~5月
 花は5弁で白色、果実は6月頃に熟す