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「20万分の1日本シームレス地質図」をリニューアルし、5月に一般公開

2017-06-06 | 地質
 国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センターは、日本全国の地質情報を継ぎ目なく(シームレス)表示する「20万分の1日本シームレス地質図」を完全リニューアルし、2017年5月10日(地質の日)に一般に公開した。
  日本シームレス地質図:https://gbank.gsj.jp/seamless/index.html
 「20万分の1日本シームレス地質図」は、2005年よりウェブサイト上で公開してきた。出版から約25年が経過して、当時とは地質区分の考え方も変わってきたため、最新の地質学的知識に基づき、凡例を全面的に刷新した。
 凡例数はこれまでの386から2400超へと大幅に増加し、より詳細な情報が地質図に表現できるようになった。また、凡例を体系化し階層構造にしたため、地質図の表示の仕方を、目的や用途に応じて自由に変えることもできる。
 ◆地質図
 いつの時代の、どのような種類の岩石や地層があり、どのように分布しているのかを表した地図のこと。
 ◆凡例
 地図ごとにその中で用いる地図記号を解説した表のこと。地質図は、地質時代と岩石区分によって色分けや記号分けされており、凡例があって初めて、どの時代の、どのような種類の岩石なのかなどがわかるようになっている。
 ◆地質図幅
 緯度経度線で囲まれた四角の地図を図幅(ずふく)と呼ぶ。地質図では地質図幅(ちしつずふく)と言う。
 ◆付加体
 海洋プレートが海溝で大陸プレートの下に沈み込む際に、海洋プレートの上の堆積物が剥ぎ取られ、陸側に付加したもの。古くから日本列島の土台となってきた主要な地層の一つで、山地などに広く分布。

 晴れ。気温は大きく変化せず最高気温20℃位。明日も晴れの予想。
 散歩道沿いの空き地で”コンフリー”の花が咲いていた。
 ”コンフリー”は昭和40年代に「栄養価が高い・糖尿病や高血圧などに良い」とされた健康食品である。畑・花壇やプランターなどに植えて手軽に食べられる野菜としてブームとなった。葉や茎を食べるもので、テンプラにしたり茹でたりした・・私も食べました。その後、発ガン性物質があると話題となった。また肝機能障害(肝硬変・肝不全)を起こす弱い毒性があることが判明し、摂取を控えるように厚生労働省から通達が出た(2004年6月)。ここで”コンフリー”は野菜ではなくなり、道端の雑草の如くに野生化した。でも薬草として古くから切り傷などに使われている。元来は観賞用にも栽培された植物で、お花は楚々とした雰囲気で素敵だ。
 コンフリーの名は、コン・フィルマ(・・何語かな?骨を接合する、との意味)の転訛から、と言う。健康食品として、 注目されたのは、コーカサスの長寿村の常食野菜だったから。現在でも、同じ様な話があるかも!!。
 コンフリー
 別名:鰭玻璃草(ひれはりそう)
 ムラサキ科ヒレハリソウ属
 多年草
 ヨーロッパ・コーカサス地方の原産
 明治時代に渡来
 開花時期は6月~8月
 花は釣鐘状、下向きに咲く
 花色は淡紅色で紫・白・ピンクがある