歩けば楽し

楽しさを歩いて発見

  思い出を歩いて発掘

   健康を歩いて増進

爆薬からの揮発成分に触れると色が変化して検知する

2017-09-02 | 科学・技術
 爆発物の検知は、X線探知器などで火薬・起爆装置・配線を画像化して検知する、微量物質センサーで爆発物からのガス等を突き止めて検知する、などの方法がある。
 首都大学東京の久保由治教授らは、爆薬から揮発した成分に触れると色が変化する物質を開発した。ここ数年テロによく使われる過酸化アセトンという爆発物を簡単に検出できる。過酸化アセトンは2015年に起きたパリ同時テロや2016年のベルギー連続テロなどで使われたとされる。
 開発したのは、過酸化アセトンから発生する過酸化水素に反応する色素。色素を染み込ませた紙片を爆発物の入った手荷物や自縛テロ犯に近づけると色が変化する。実験では、過酸化水素の空気中の濃度が約70PPB(PPBは10億分の1)でも検出できた。爆薬の検知には十分な感度という。

 早朝は雨。朝からは時々小雨がチラつく曇。気温は低く、最高気温21℃とか・・10月上旬。
 塀に絡まった”ヒヨドリジョウゴ”に花が咲いている。実となっているのもある。実は秋に赤い実となり、綺麗だ。
 名(ヒヨドリジョウゴ)の由来には、鵯(ひよどり)がこの果実を好み、食べると酒を飲んだ様になり騒ぐから、との説がある。本当は、特に好んで食べるわけではない様で、冬になっても残っていることが多い。
 全草(特に果実)にソラニン(神経毒、主にナス科の植物に含まれるステロイドアルカロイドの1種)を含むと言われる。因みに、中国では乾燥した全草を漢方薬として用い、生薬名を白毛藤(バイマオテイン)と呼ぶ。
 ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
 学名:Solanum lyratum
 ナス科ナス属
 蔓性多年生植物
 開花時期は8月~9月
 花は集散花序につき、大きく外に反り返る花冠(かかん)が特徴
 花冠は深く5裂し、色は白色(または紫色)
 果実は球形(径1cm位)の液果(えきか)で、透き通る様な赤に熟す