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100歳以上の方が6万7824人、88%が女性

2017-09-16 | 社会・経済
 国民の祝日である敬老の日は、9月の第3月曜日、9月18日。
 厚生労働省は敬老の日を前に、住民基本台帳に基づき、9月15日時点で100歳以上となる高齢者の数を集計した(9月15日発表)。
 これによると、100歳以上の高齢者が全国に6万7824人(女性は5万9627人で約88%、男性は8197人)で、前年(2016年)から2102人増え、47年連続の増加となった。今年度中に100歳になる方も3万2097人(男性4636人、女性2万7461人)となる。
 ◆最高年齢
 男性:北海道足寄町の野中正造さん、112歳
 女性:鹿児島県・喜界島(喜界町)の田島ナビさん、117歳
 ◆人口10万人当たりの100歳以上の高齢者(都道府県別)
 1、島根 97.54人
 2、鳥取 92.11
 3、高知 91.26
 4、鹿児島 91.20
 5、佐賀 85.02
  ・
  全国平均 53.43人
  ・
 43、神奈川 40.86
 44、大阪 40.29
 45、千葉 37.83
 46、愛知 35.01
 47、埼玉 32.09(28年連続で最下位)
 ◆100歳以上の高齢者数
 厚生労働省の資料によると、100歳以上の高齢者数は、
  1963年(調査開始)には153人に過ぎなかった
  1981年に1,000人を超え
  1998年に10,000人を超え
  2012年に5万1376人と調査開始以来5万を越えた
  2050年に約53万2000人(国立社会保障・人口問題研究所の推計)

 雲が多い曇空。最高気温21℃と肌寒い1日だ。
 歩道沿いに植えられている”ヤブラン”。花が咲きだした。花は紫色で小さく、穂状に咲く。花は実となり、黒紫色に熟す。
 名(ヤブラン)の由来は、葉の形がラン(蘭)に似ており、ヤブ(藪)に咲くラン(蘭)だから”ヤブラン(藪蘭)”、と言う。葉などが良く似た”ジャノヒゲ(蛇の髭、ジャノヒゲ属)”は、熟した果実の色は青。因みに、”ヤブラン(藪蘭)”の乾燥させた根は、「大葉麦門冬」と呼ばれる生薬、とか。
 ヤブラン(薮蘭)
 別名:山菅(やますげ)、リリオペ、サマームスカリ
 学名:Liriope muscari
 ユリ科ヤブラン属
 常緑の多年草
 葉は細長く、先が垂れる。葉に斑入りがある
 日陰を好む(耐陰性が強い)
 原産地は東アジア(日本を含む)
 開花時期は8月~10月
 細い花茎が立ち、これに小さな紫色の花が数個集まり、穂状に咲く
 果実は、径数mmの球形で熟すと黒紫色