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遺伝法則用語の「優性・劣性」を「顕性・潜性」と言い換え

2017-09-07 | 学問
 日本遺伝学会は日本人類遺伝学会とも協議し、誤解や偏見につながりかねなかったり、分かりにくかったりする用語を改訂した。用語集としてまとめ、今月(9月)中旬、一般向けに発売する。
 学会長の小林武彦東京大教授は、「改訂した用語の普及に努める。教科書の用語も変えてほしいと文部科学省に要望書も出す予定」と話す。
 例
 ○遺伝の法則の「優性」「劣性」→「優性」は「顕性」、「劣性」は「潜性」
  優性・劣性は、遺伝子の特徴の現れやすさを示すにすぎない。
  優れている、劣っているという語感があり、誤解されやすい。
 ○「バリエーション」の訳語の一つだった「変異」は「多様性」に。
 ○「色覚異常」「色盲」は「色覚多様性」に
  色の見え方は人によって多様だという認識から
 ◆遺伝学用語集
 生物の科学 遺伝別冊No.22
 遺伝単 遺伝学用語集 対訳付き
 発刊日:2017年9月29日
 定価:本体2800円+税
 頁数:372頁
 造本:A5
 発行所:(株)エヌ・ティー・エス
   ISBN 978-4-86043-499-1 C3047

 今日も朝から小雨。風はほとんどない。
 駐車場の隅の”ガウラ”。花が咲いている。”ガウラ”の花色は白色と桃色があり、このお花は白色。”ガウラ”の和名には、白蝶草・山桃草があり、白蝶草(はくちょうそう)は白花を白蝶に見立てたものである。花色がピンク色なのは、もう一つの別名の山桃草(やまももそう)が合う。
 ガウラ
 別名:白蝶草(はくちょうそう)、山桃草(やまももそう)
 アカバナ科ガウラ属(ヤマモモソウ属)
  観賞用に栽培されるのは、G・リンドハイマー(Gaura lindheimeri)と言う
 多年草
 原産地は北アメリカ、日本には明治の中頃に入ったようだ
 長い茎の先端に白色・桃色の花が咲き、花の姿は蝶の舞に似る
 丈は30cm~150cm、花径は1.5cm前後
 開花時期は5月~11月(春咲き種、秋咲き種がある)
 一つの花の寿命は短い(3日位)が長期間次々と咲く
 花色には白・ピンク・赤・複色