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O157感染、11都県で総菜店検出と遺伝子型一致

2017-09-03 | 健康・病気
 厚労省によると、総菜店のポテトサラダを食べた客がO157(オー157)に感染した。感染菌の遺伝子型が一致した患者が確認されたのは、群馬・埼玉両県のほか、東京・神奈川・千葉・栃木・新潟・長野・三重・滋賀・香川の計11都県。
 この遺伝子型の菌は、「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプの一種。このタイプが検出された感染者は8月20日までの1週間で144人となり、直近5年間で最も流行したピーク時の週当たりの報告数を上回った。
 O157に感染しても下痢や腹痛などの症状が出ない場合もある。自覚症状がなくても、手洗いの徹底などで予防をしてほしいと厚労省は注意している。
 ◆病原性大腸菌
 大腸菌は通常病原性を持っていないが、病原因子をコードした遺伝子(病原性遺伝子)を獲得すると病原性を持った大腸菌になる。
 細菌学的に、菌の表面に抗原(O抗原とH抗原)があり、184種類のO抗原と53種類のH抗原が明らかになっている。このなかで、O111やO157は100人を超える規模の食中毒をたびたび発生させることがあり問題となる。

 今日は朝から快晴。久しぶりなので、日差しが眩しい。
 お隣の畑で、”ゴーヤ”の花が咲き実もなっている。今年は、陽射しが強い季節の”グリーンカーテン”となる”ゴーヤ”を見かけるのが少ない。・・長雨の影響があるのかな。
 ”ゴーヤ”はウリ科のツルレイシやニガウリの名称であるが、沖縄料理の普及から、沖縄での”ゴーヤ”の名が知られている。花はウリ科であるので雌雄異花。未成熟な果実には苦みがあるが、熟すと黄色となり甘くなる。食材としては独特な苦みを持つ未熟な実を用いる。果実はイボイボだらけのキューリの様で、未成熟果実の色は暗緑・緑・緑白、形はズングリ・細長などと色々な品種がある。
 グリーンカーテン(緑のカーテン)とは、蔓性の植物の葉で部屋の遮光などをするものである。”ゴーヤ”は最適で、植物の葉だから天然の空調機能があり、成った果実は食用となり、一石二鳥となる。因みに、雌花は親蔓にはあまりできないので、親蔓は本葉が5枚程で摘芯して、子蔓・孫蔓を出させると良い。
 ゴーヤ(通称)
 別名:苦瓜(にがうり)、ツルレイシ(蔓茘枝)
 英名:Bitter melon
 ウリ科ニガウリ属
 つる性の一年生草本
 原産地はインド(熱帯アジア)
 雌雄異花
 雌花は中央の蘂(しべ)が黄緑色でチビニガが付いている
 雄花は中央の蘂が黄色(花粉)、咲いても夕方には花が落ちる
 果実は開花後、2~3週間位で収穫できる