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ノーベル賞文学賞は日系英国人の世界的作家のカズオ・イシグロ氏に

2017-10-06 | 学問
 スウェーデン・アカデミーは、本年(2017年)のノーベル文学賞を日系英国人のカズオ・イシグロ氏(62)に授与すると発表した(10月5日)。英国人ではあるが、日本出身の作家として、川端康成・大江健三郎氏に次ぐ3人目となる。
 カズオ・イシグロ(石黒一雄)氏は、1954年に長崎で生まれ、5歳のとき、日本人の両親とともにイギリスに渡り、その後1982年に英国に帰化し、1986年に英国人女性と結婚した。
 授賞理由では、
 偉大な感情の力を持つ小説によって、われわれが持つ、世界とつながっているという幻想的感覚の下に隠れた深淵を明らかにした」との評価。
 ◆優れた長編小説
 1982年 デビュー作「遠い山なみの光」
    戦後まもない長崎が舞台で、混乱のなか、たくましく生きる女性の姿を描く
 1986年発表 「浮世の画家」
    戦前の日本人画家が主人公。終戦に社会の価値観が大きく変わる中、とまどいながら生きる姿を繊細に表現
 1989年 「日の名残り」
    第2次世界大戦後のイギリスの田園地帯にある邸宅を舞台にした作品
    そこで働く執事の回想を通して失われつつある伝統を描く
    イギリスで最も権威のある文学賞ブッカー賞を受賞
 2000年 「わたしたちが孤児だったころ」
    ロンドンで育った孤児が探偵となり、日中戦争で揺れる中国に渡って両親の行方を捜す姿を描く
 2005年 「わたしを離さないで」
    臓器移植の提供者となるために育てられた若者たちが、運命を受け入れながらも生き続けたいと願うさまを繊細に描いたフィクション。2010年に映画化され、翌年には日本でも公開された

 朝起きたら朝焼けの日の出。素晴らしい。

 お天気は曇。夜半に豪雨の予想。昨日も今日も最高気温20℃以下と11月の気温・・寒い。ストーブの用意をしなくては。
 曇空の下でも、鮮やかな紅い花が咲いている。チェリー・セージだ。
 シソ科の植物でハーブに分類されるが、チェリーセージは鑑賞用として栽培される。ハーブだから、葉を揉むと甘いフルティな香りを放つ。ハーブティーやポプリに利用できる。
 チェリーセージ(英名:Cherry Sage)
  (サルビア・ミクロフィラ)
 シソ科アキギリ属(サルビア属)
 学名:Salvia microphylla
 半耐寒性多年草(半常緑低木)
 原産地はアメリカ南部・メキシコ
 開花時期は5月~11月