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衣服貼り付け型電源となる超薄型有機太陽電池を作成

2017-10-30 | 科学・技術
 理研を中心とする共同研究チームは、厚さ3マイクロメートル(μm、1,000分の3mm)の超薄型の有機太陽電池の作製に成功した(9月19日発表)。
 これは、厚さ1μmの基板フィルムおよび封止膜を利用し、曲げたりつぶしたりしても動作する。また、衣服に貼り付けることができ、洗濯もできる。エネルギー交換効率は7.9%(従来のは4.2%)達成、さらに2時間水に浸してもエネルギー交換効率は5%程度しか低下しなかった。
 開発は、2012年に理研の研究グループが開発した有機半導体ポリマー「PNTz4T」を用いて、環境安定性に優れた逆型構造の有機太陽電池を超薄型基板上に作製できた。この超薄型有機太陽電池をあらかじめ引張させたゴムでサンドイッチすることで、伸縮性を保ちながら耐水性が大きく向上する封止を実現した。
 福田研究員は、「シャツなどに貼り付け、血圧や体温を常に測定して病気を早期発見する医療器具や、衣服と一体化した薄型スマートフォンなどの電源に使えるかもしれない」と話す。

 朝は曇、時々小雨、風がとても強い。午後2時頃より晴れ、風も穏やかになる。
 散歩道沿いの”コムラサキ”、沢山の小さな実が紫色になっている。実は径3mm程と小さいが、数十個纏まっている。
 名(コムラサキ:小紫)の由来は、実が紫式部を小さくしたものから。紫式部はやや背が高くて果実は小紫よりやや大きく、比較的パラパラとした実の付き方である。”コムラサキ(小紫)”の果実は小さく、纏まって付く。
 コムラサキ(小紫)
 別名:小式部(こしきぶ)
 クマツヅラ科ムラサキシキブ属
 落葉低木、丈は2m~3m
 枝は垂れ、これに花・実が付く
 開花時期は6月~8月
 花色は薄紫、実(径3mm程)は緑から紫色となる
 成実は9月~12月
 果実が白色のものがあり、シロミノコムラサキ(白実の小紫、別名:白式部)と言う