11月3日は「文化の日」。
政府は10月24日、2017年度の文化勲章を、光を当てると化学反応が促進される「光触媒」を発見した東京理科大学長の藤嶋昭氏ら5人に贈ると発表した。文化功労者には歌舞伎の中村吉右衛門氏、デザイン・文化振興のコシノジュンコ氏ら15人が選ばれた。
文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は11月6日に東京都内のホテルで開かれる。
◆文化勲章
奥谷博(おくたに・ひろし)洋画家。渡欧体験を通し日本人が描くべき絵画を考え、鮮やかな色彩の対比を主調とする作風を確立、美術界発展に寄与した。83歳。
芝祐靖(しば・すけやす)雅楽奏者。宮中儀式にとどまらず、積極的な演奏活動を展開。創作や廃絶曲の復元などにも取り組み、雅楽の可能性を発信した。82歳。
斯波義信(しば・よしのぶ)東洋文庫文庫長。宋代以降の中国社会を、商業の発展を原動力として捉え、包括的に分析。中国都市の詳細な歴史を解明した。87歳。
藤嶋昭(ふじしま・あきら)東京理科大学長。光電気化学による水の光分解、微弱光下の光触媒作用などで、研究の端緒から応用に至るまで幅広い業績を上げた。75歳。
松原謙一(まつばら・けんいち)大阪大名誉教授。遺伝子組み換え技術により、ウイルスタンパク質の生産に成功、B型肝炎ワクチン開発に貢献した。83歳。
◆文化功労者
雨宮敬子(あめのみや・けいこ)彫刻家。女性が芸術家として活躍することが難しい時代から、道を切り開き、柔らかく温かみある女性像を制作してきた。86歳。
竹本駒之助(たけもと・こまのすけ、本名・上田悦子=うえだ・えつこ)義太夫節浄瑠璃演奏家。人物の心理描写や状況の語り分けで卓越した技量を示す。82歳。
吉田都(よしだ・みやこ、本名・遠藤都=えんどう・みやこ)バレエダンサー。鍛錬された技術と身体表現で、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルとして活躍。51歳。
喜田宏(きだ・ひろし)北海道大名誉教授。インフルエンザウイルスの伝染経路や新型の出現機構を解明し、感染症の克服に向けた国際共同研究も主導してきた。73歳。
坂口志文(さかぐち・しもん)大阪大特任教授。免疫学の分野で制御性T細胞を発見。自己免疫病やアレルギーなどにおける役割を解明、臨床応用への道を開いた。66歳。
杉本博司(すぎもと・ひろし)写真家。長時間露光撮影の「劇場」シリーズなどを発表。ハッセルブラッド国際写真賞を受賞、日本文化の著作も多い。69歳。
コシノジュンコ(こしの・じゅんこ、本名・鈴木順子=すずき・じゅんこ)ファッションデザイナー。各国でショーを開催、海外への和食紹介イベントでも活躍。78歳。
鈴村興太郎(すずむら・こうたろう)早稲田大名誉教授。厚生経済学・社会選択理論の分野で、顕著な研究業績を上げ、経済学会で主導的な役割を果たした。73歳。
高橋睦郎(たかはし・むつお)詩人・俳人・歌人。現代詩を中心に短歌、俳句、小説など広範なジャンルで精力的に創作。豊かな感性で作品世界を深めた。79歳。
東野治之(とうの・はるゆき)奈良大名誉教授。木簡や金石文の解読を通じ、漢字文化受容の実態や法隆寺や正倉院の銘文などの歴史的価値を明らかにした。70歳。
中村吉右衛門(なかむら・きちえもん、本名・波野辰次郎=なみの・たつじろう)歌舞伎俳優。時代物の作品で朗々とした口跡を駆使し、深い味わいを体現。73歳。
成宮周(なるみや・しゅう)京都大名誉教授。薬理学・生化学の分野で、炎症や痛みを制御するホルモンに対する受容体を研究、臨床医学に大きな影響を与えた。68歳。
三宅義信(みやけ・よしのぶ)日本ウエイトリフティング協会顧問。ウエートリフティング選手として日本初の五輪メダルを獲得、ジュニア選手の育成に寄与。77歳。
村井眞二(むらい・しんじ)大阪大名誉教授。炭素と水素の結合を金属触媒を用いて切断可能であることを示すなど、有機合成手法の革新に貢献した。79歳。
村松岐夫(むらまつ・みちお)京都大名誉教授。戦後日本の政治体制が戦前から続く官僚主導型ではなく、多元的な統治構造を持つことなどを解明した。77歳。
朝から晴れ。風も穏やか、散歩日和。
畑の片隅に”イヌホオズキ”を見つけた。花が咲いており、黒い実も付いている。”イヌホオズキ”に似た、”アメリカイヌホオズキ””テリミノイヌホオズキ””オオイヌホオズキ”の区別はとても難しい。花・葉・果実の付き方・果実の照りなどで区分するが何れも微妙なのだ。私は果実の付き方で区分し、”イヌホオズキ”の実は房になり、果柄が少しずつずれて付いている。
名(イヌホウズキ:犬酸漿)の由来は、ホウズキに似ているが液果は黒く、これを包む赤橙色の萼がなく、使い道がないからと言う。別名でバカナスと呼ばれる。
イヌホウズキ(犬酸漿)
別名:バカナス
ナス科ナス属
1年草
史前帰化植物だと考えられている
史前帰化植物とは稲と随伴して渡来した植物
開花時期は7月~10月
花は径6mm位、5裂して裂辺は尖る
果実は未熟な場合には青く、小さいトマト様
熟すと径7mm~10mmの黒色の果実となる
果実には光沢がない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e2/6045f246e2837c4bd18fc16efc32b4bb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c4/2fc090ec8c9234e20a55c12079514ab3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d5/c5b4f9847389c30525604992a8e0c566.jpg)
政府は10月24日、2017年度の文化勲章を、光を当てると化学反応が促進される「光触媒」を発見した東京理科大学長の藤嶋昭氏ら5人に贈ると発表した。文化功労者には歌舞伎の中村吉右衛門氏、デザイン・文化振興のコシノジュンコ氏ら15人が選ばれた。
文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は11月6日に東京都内のホテルで開かれる。
◆文化勲章
奥谷博(おくたに・ひろし)洋画家。渡欧体験を通し日本人が描くべき絵画を考え、鮮やかな色彩の対比を主調とする作風を確立、美術界発展に寄与した。83歳。
芝祐靖(しば・すけやす)雅楽奏者。宮中儀式にとどまらず、積極的な演奏活動を展開。創作や廃絶曲の復元などにも取り組み、雅楽の可能性を発信した。82歳。
斯波義信(しば・よしのぶ)東洋文庫文庫長。宋代以降の中国社会を、商業の発展を原動力として捉え、包括的に分析。中国都市の詳細な歴史を解明した。87歳。
藤嶋昭(ふじしま・あきら)東京理科大学長。光電気化学による水の光分解、微弱光下の光触媒作用などで、研究の端緒から応用に至るまで幅広い業績を上げた。75歳。
松原謙一(まつばら・けんいち)大阪大名誉教授。遺伝子組み換え技術により、ウイルスタンパク質の生産に成功、B型肝炎ワクチン開発に貢献した。83歳。
◆文化功労者
雨宮敬子(あめのみや・けいこ)彫刻家。女性が芸術家として活躍することが難しい時代から、道を切り開き、柔らかく温かみある女性像を制作してきた。86歳。
竹本駒之助(たけもと・こまのすけ、本名・上田悦子=うえだ・えつこ)義太夫節浄瑠璃演奏家。人物の心理描写や状況の語り分けで卓越した技量を示す。82歳。
吉田都(よしだ・みやこ、本名・遠藤都=えんどう・みやこ)バレエダンサー。鍛錬された技術と身体表現で、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルとして活躍。51歳。
喜田宏(きだ・ひろし)北海道大名誉教授。インフルエンザウイルスの伝染経路や新型の出現機構を解明し、感染症の克服に向けた国際共同研究も主導してきた。73歳。
坂口志文(さかぐち・しもん)大阪大特任教授。免疫学の分野で制御性T細胞を発見。自己免疫病やアレルギーなどにおける役割を解明、臨床応用への道を開いた。66歳。
杉本博司(すぎもと・ひろし)写真家。長時間露光撮影の「劇場」シリーズなどを発表。ハッセルブラッド国際写真賞を受賞、日本文化の著作も多い。69歳。
コシノジュンコ(こしの・じゅんこ、本名・鈴木順子=すずき・じゅんこ)ファッションデザイナー。各国でショーを開催、海外への和食紹介イベントでも活躍。78歳。
鈴村興太郎(すずむら・こうたろう)早稲田大名誉教授。厚生経済学・社会選択理論の分野で、顕著な研究業績を上げ、経済学会で主導的な役割を果たした。73歳。
高橋睦郎(たかはし・むつお)詩人・俳人・歌人。現代詩を中心に短歌、俳句、小説など広範なジャンルで精力的に創作。豊かな感性で作品世界を深めた。79歳。
東野治之(とうの・はるゆき)奈良大名誉教授。木簡や金石文の解読を通じ、漢字文化受容の実態や法隆寺や正倉院の銘文などの歴史的価値を明らかにした。70歳。
中村吉右衛門(なかむら・きちえもん、本名・波野辰次郎=なみの・たつじろう)歌舞伎俳優。時代物の作品で朗々とした口跡を駆使し、深い味わいを体現。73歳。
成宮周(なるみや・しゅう)京都大名誉教授。薬理学・生化学の分野で、炎症や痛みを制御するホルモンに対する受容体を研究、臨床医学に大きな影響を与えた。68歳。
三宅義信(みやけ・よしのぶ)日本ウエイトリフティング協会顧問。ウエートリフティング選手として日本初の五輪メダルを獲得、ジュニア選手の育成に寄与。77歳。
村井眞二(むらい・しんじ)大阪大名誉教授。炭素と水素の結合を金属触媒を用いて切断可能であることを示すなど、有機合成手法の革新に貢献した。79歳。
村松岐夫(むらまつ・みちお)京都大名誉教授。戦後日本の政治体制が戦前から続く官僚主導型ではなく、多元的な統治構造を持つことなどを解明した。77歳。
朝から晴れ。風も穏やか、散歩日和。
畑の片隅に”イヌホオズキ”を見つけた。花が咲いており、黒い実も付いている。”イヌホオズキ”に似た、”アメリカイヌホオズキ””テリミノイヌホオズキ””オオイヌホオズキ”の区別はとても難しい。花・葉・果実の付き方・果実の照りなどで区分するが何れも微妙なのだ。私は果実の付き方で区分し、”イヌホオズキ”の実は房になり、果柄が少しずつずれて付いている。
名(イヌホウズキ:犬酸漿)の由来は、ホウズキに似ているが液果は黒く、これを包む赤橙色の萼がなく、使い道がないからと言う。別名でバカナスと呼ばれる。
イヌホウズキ(犬酸漿)
別名:バカナス
ナス科ナス属
1年草
史前帰化植物だと考えられている
史前帰化植物とは稲と随伴して渡来した植物
開花時期は7月~10月
花は径6mm位、5裂して裂辺は尖る
果実は未熟な場合には青く、小さいトマト様
熟すと径7mm~10mmの黒色の果実となる
果実には光沢がない
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